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ブログ マジック
「ガープスマジック」[「ガープス」]
投稿日時:2015/07/05(日) 10:12
2010年ごろのチャットセッションのリプレイです。
珍しいガープスマジックのリプレイを見つけたので、自分もやってみようと思い遊んでみたゲームです。
暁市、どこにでもある田舎町だ。国道沿いの大型ショッピングセンターが唯一の娯楽施設で、街の人間は大抵、そこにいる。
たまに遠出することもあるが、大抵は自転車で出かけて、友達を合流する事が多い。
そんな退屈な街だ。私が「魔法」に目覚めるまでは。
GM:というわけで、ガープスマジックスタートです。今日は、オープニングだけですが、とりあえず、決まってる部分だけで自己紹介をどうぞ。
PC1:まず、名前は「天宮さつき」、魔術師であること以外はごく普通の女の子です。
能力値はST8、DX10、IQ16、HT10。確定している特徴は「特殊な背景/魔術師である」「魔法の素質3レベル」「容貌/魅力的」「秘密/魔術師である」ぐらいです。
GM:先祖伝来の魔術師の家系であれば、強制的に暁学園の魔法部に入部させられる。そうでなければ、偶然にも魔法を使ってるところを、とある陰陽師に見られてしまう。どちらにする?
PC1→さつき:そうですね・・・では、魔術師の家系ということにします。
九田季津音(GM):「ようこそ、わが魔法部に。天宮さつきクン!」
GM:季津音はさつきの一年先輩の陰陽師の家系に連なる魔法使いだ。
さつき:「よろしくお願いします、九田先輩。」
小田優子(GM):「そうか~ さつきちゃんも、魔法使いだったんだ~ これからよろしくねぇ~」
GM:小田優子は、さつきと同じクラスの同級生。
季津音(GM):「この世界は、魔法が疎だ。だから、我々魔法使いが魔法を使うには、魔方陣を作るなりして魔力を高めたりする必要がある」
優子(GM):「暁市では、よくミステリーサークルが見つかるけど、あれはみんな季津音先輩の仕業なんですよねぇ」
季津音(GM):「こら、優子! 余計なことを言うな!」
優子(GM):「だって、本当のことじゃないですかぁ。それと、街で幽霊を見たって噂も大抵、先輩のしわざなんですよね」
季津音(GM):「う、うるさい! ちょっと式神の制御に失敗しただけだ!」
さつき:「あの~、お二人のほかには、この魔法部のメンバーっていないんですか?」
優子(GM):「・・・・季津音先輩の魔法実験の失敗の後始末に借り出されてるんですよぉ」
季津音(GM):「変なこと言うな~!!!!」
GM:・・・・・・・
季津音(GM):「ともかくだ。君も魔法使いなら、その力が世界の調和を乱すことは理解できるだろう?」
優子(GM):「もっぱら、先輩がこの街の調和を乱してますけどね」
季津音(GM):「うが~!!!」
優子(GM):「きゃあ!」
さつき:「はい、私も小さい頃から教え込まれてきましたから。」
季津音(GM):「・・・・・というわけで、我々は、魔法を使う事についてくれぐれも自粛せねばならない」
季津音(GM):「というわけで、とりあえず、血判状にサインしてもらおうか?(にっこり)」
さつき:「け・・・血判状・・・?」思わずその笑顔に引きます。時に、その内容を確認させてもらっていいですか?
GM:血判状には「九田季津音の永続奴隷契約」と書かれているw
GM:・・・・・・・・
さつき:・・・破って捨てます。
季津音(GM):「き、貴様! 何をする!?」
優子(GM):「ああ、当然だよねぇ」
優子(GM):「新米のさつきちゃんに説明しておくとぉ。魔法部に所属するのに、変なしがらみなんてないから。ただ、わたしたちは、自分達の存在を守るために、悪しきことに魔法を使わなければ、っそれでOKだから」
さつき:「うん、それはわかってるよ。私も、魔術が誰かを不幸にするためにしか使われない世界なんていやだもん。」
優子(GM):「でもさ、運良く私たちと知り合えればいいけど、世の中には、一人で魔法の力に目覚めて、自分の力に悩む人たちもいるんだよ」
季津音(GM):「そいういう迷える子羊を救うのも、我々魔法部の使命というわけだ。うわっはっは!」
さつき:「そう言う先輩自身が一番迷走している件については、どうお考えですか?」
季津音(GM):「ん? 私は迷走なんぞしておらんぞ?」
さつき:「ああ、そういえばそうでしたね。迷走じゃなくて暴走でしたか?」
季津音(GM):「貴様、新入りのくせに私にケンカを売るとはいい度胸だな?」
GM:えーと、季津音先輩は、世間に公開できないような触手の怪物らしきものを召喚しかけていますが?
*触手:2015年現在では、我々触手はTRPGリプレイ界の市民権を得るに至りました。
優子(GM):「まあまあ、先輩、おさえておさえて~」
さつき:「お気に障ったのでしたら謝ります。申し訳ありませんでした。(ぺこり)」
優子(GM):「(さつきに小声で)季津音先輩に、正面からケンカ売っちゃダメだよぉ。どうせやるなら、先輩が油断したところで、サクっと・・・・・」
さつき:「(小声で)そうかな?さっきの血判状のこともあるし、油断もすきもなさそうな気もするけど・・・。」
優子(GM):「(小声で)先輩は、時代錯誤なだけで、本質的には悪い人じゃないよ? まあ、私も、あそこの触手の魔物には、相当なトラウマを植えつけれれたけどねぇ」
GM:と言って、けらけら笑う優子。
季津音(GM):「そこ! 何を笑っている!?」
優子(GM):「べっつに~!」
GM:というわけで、天宮さつきのおかしな学生生活は、ここから、幕をあげるのだった。
GM:なんの事件もない平穏な日常、天宮さつきは体育の授業を受けている。ところで、天宮ってどう読むの?
さつき:「あまみや」ですね。>さつきの苗字
GM:なるほど。さて、今は体育の授業中。今日はマラソンの授業なんで、ランニングの判定を。
GM:ところで、ランニングって、技能なし値がなしなんだけど。これって、技能なし値は生命力の基本値で判定できるってこと?
GM:それだと、習得が「難」の技能なんで、技能取ると、むしろ、スキルの判定値がCPを投入したにも関わらず、下がる事になると思うんだけど?
さつき:いいえ、技能なし値が「なし」の技能はそもそも判定すらできません。
GM:じゃあ、体育の授業でマラソンだからランニングを振らせるのは、私のルールミスですね。では、ただの生命力判定をどうぞ。
さつき: ([dice]) Arrowhead: 9(3D6: 5 1 3) = 9
さつき:1成功です。
GM:では、普通に授業をこなしました。で、昼休みになる。
季津音(GM):「さあ!お昼お昼~」
GM:先輩の季津音先輩が、さつきたちの教室にやってくる。
さつき:「こんにちは、九田先輩。何の御用でしょう?」
GM:勝手しったる他人の家、季津音先輩は、手早く机を並べて、三人で食事をするスペースを作ります。
季津音(GM):「昼飯を食いに来た♪」
優子(GM):「せんぱ~い、同級生に一緒にお昼を食べてくれる友達いないんですか~?」*優子うざさMAX
季津音(GM):「がー!!」
さつき:この様子だと、図星ですな。
GM:季津音先輩が、お昼を一緒に食べに来るのは、ほぼ恒例です。ただ、魔法使いである事を秘密にしている以上、普通の友達は作りにくいということもあるのかも知れない。
さつき:「いいじゃない、優子ちゃん。みんなで食べたほうが楽しいよ?」
GM:というわけで、お昼になります。優子は、いつもお弁当を自分で作っていて、今日はご飯にそぼろとか玉子焼きで、猫の絵を描いてきている。
優子(GM):「ねっこっさん、ねっこさん、食べちゃうぞー」*キャラ弁?
GM:と、優子は変な歌を歌っている。一方の季津音は、がさごそと、コンビニの袋から菓子パンを取り出す。
さつき:そんな優子と九田先輩を見比べながら、自分のお弁当を食べています。今日はゆかり飯です。
優子(GM):「さつきちゃん、そのご飯なに~?」
さつき:「これ?ゆかり飯だよ。」梅干としその混ぜご飯ですね。
優子(GM):「へぇ~ おいしそうだね。一口、もらっていい?」
さつき:「いいよ、はい。」一口ぶんを優子の弁当箱に差し出します。
優子(GM):「これって、どうやって作るの?」
さつき:「梅干としその葉を刻んで、ご飯に混ぜるんだよ。今度、作り方を教えてあげるね。」
GM:では、料理技能は取得の方向で。
GM:二人の女の子らしい会話に、全く加わろうともせず、もくもくと菓子パンをほおばる季津音。
季津音(GM):「ところで、お前ら、誰かチョコを渡す相手はいるのか?」*このセッションはリア充の爆発を願いに魔法使いたちに闇の依頼が多数寄せられるバレンタインデー前後に行われていた。
季津音(GM):「最近は、もっぱら、友達同士で渡すらしいな?」
さつき:「チョコ、ですか?」
さつき:「先輩・・・心配しなくても、先輩のぶんのチョコは用意してありますから大丈夫ですよ?」
季津音(GM):「べ、別にチョコが欲しくて行ったんじゃない!」
GM:と言いつつ、嬉しそう。
さつき:「でも、こういうイベントに乗っかって、縁結びのおまじないでもしてあげたら、みんな喜んでくれるかな?」
さつき:ところで、魔法部は表向きどう認識されているんでしょうか?
季津音(GM):「それなら、私と安倍晴明さまの縁をとりもってもらえると・・・・」
GM:魔法部は魔法部と呼ばれていますが、本当に魔法を使っているとは思われていません。趣味的なサークルとして認識されてます。
さつき:「ただでさえ相手がすごすぎて無理です。」一蹴します。
季津音(GM):「むぅ」
さつき:さて、そうすると、気になってくるのはクラスのほかの生徒たちの動向ですが。
GM:すでにカップルになっていて、うざい人々と。クラスの女子を気にしてる男子。そして、クラスの男子に目を向けてもいない女子って所でしょうか?
さつき:そんなクラスでの噂話に耳を傾けてみます。
GM:ピンポイントな会話は聞こえてきませんね。ゲームがどうとか、試験がどうとか。
さつき:まあ、特に何を期待していたわけでもないし・・・。
GM:で、この日の夕方。さつきは、放課後のHRが終了すると、一人の同級生に呼び止められる。
???(GM):「さつきさん、ちょっといいかな?」
GM:彼女の名前は、宮森奈緒。内気で、あんまり会話をしないタイプ。
GM:さつきとは中学のときから一緒で、彼女は高校受験のときに、密かに合格と壁に指で文字を書いて、祈願をしていたのを、さつきは目撃している。
奈緒(GM):「さつきさんって、魔法部に所属してるでしょう? そのう、教えてくれないかな? 恋の叶う魔法を」
GM:今回は、これで終わり
|・ ×・)\ 記録が残っていたのはここまでです。我ながら痛いですね。
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珍しいガープスマジックのリプレイを見つけたので、自分もやってみようと思い遊んでみたゲームです。
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暁市、どこにでもある田舎町だ。国道沿いの大型ショッピングセンターが唯一の娯楽施設で、街の人間は大抵、そこにいる。
たまに遠出することもあるが、大抵は自転車で出かけて、友達を合流する事が多い。
そんな退屈な街だ。私が「魔法」に目覚めるまでは。
GM:というわけで、ガープスマジックスタートです。今日は、オープニングだけですが、とりあえず、決まってる部分だけで自己紹介をどうぞ。
PC1:まず、名前は「天宮さつき」、魔術師であること以外はごく普通の女の子です。
能力値はST8、DX10、IQ16、HT10。確定している特徴は「特殊な背景/魔術師である」「魔法の素質3レベル」「容貌/魅力的」「秘密/魔術師である」ぐらいです。
GM:先祖伝来の魔術師の家系であれば、強制的に暁学園の魔法部に入部させられる。そうでなければ、偶然にも魔法を使ってるところを、とある陰陽師に見られてしまう。どちらにする?
PC1→さつき:そうですね・・・では、魔術師の家系ということにします。
九田季津音(GM):「ようこそ、わが魔法部に。天宮さつきクン!」
GM:季津音はさつきの一年先輩の陰陽師の家系に連なる魔法使いだ。
さつき:「よろしくお願いします、九田先輩。」
小田優子(GM):「そうか~ さつきちゃんも、魔法使いだったんだ~ これからよろしくねぇ~」
GM:小田優子は、さつきと同じクラスの同級生。
季津音(GM):「この世界は、魔法が疎だ。だから、我々魔法使いが魔法を使うには、魔方陣を作るなりして魔力を高めたりする必要がある」
優子(GM):「暁市では、よくミステリーサークルが見つかるけど、あれはみんな季津音先輩の仕業なんですよねぇ」
季津音(GM):「こら、優子! 余計なことを言うな!」
優子(GM):「だって、本当のことじゃないですかぁ。それと、街で幽霊を見たって噂も大抵、先輩のしわざなんですよね」
季津音(GM):「う、うるさい! ちょっと式神の制御に失敗しただけだ!」
さつき:「あの~、お二人のほかには、この魔法部のメンバーっていないんですか?」
優子(GM):「・・・・季津音先輩の魔法実験の失敗の後始末に借り出されてるんですよぉ」
季津音(GM):「変なこと言うな~!!!!」
GM:・・・・・・・
季津音(GM):「ともかくだ。君も魔法使いなら、その力が世界の調和を乱すことは理解できるだろう?」
優子(GM):「もっぱら、先輩がこの街の調和を乱してますけどね」
季津音(GM):「うが~!!!」
優子(GM):「きゃあ!」
さつき:「はい、私も小さい頃から教え込まれてきましたから。」
季津音(GM):「・・・・・というわけで、我々は、魔法を使う事についてくれぐれも自粛せねばならない」
季津音(GM):「というわけで、とりあえず、血判状にサインしてもらおうか?(にっこり)」
さつき:「け・・・血判状・・・?」思わずその笑顔に引きます。時に、その内容を確認させてもらっていいですか?
GM:血判状には「九田季津音の永続奴隷契約」と書かれているw
GM:・・・・・・・・
さつき:・・・破って捨てます。
季津音(GM):「き、貴様! 何をする!?」
優子(GM):「ああ、当然だよねぇ」
優子(GM):「新米のさつきちゃんに説明しておくとぉ。魔法部に所属するのに、変なしがらみなんてないから。ただ、わたしたちは、自分達の存在を守るために、悪しきことに魔法を使わなければ、っそれでOKだから」
さつき:「うん、それはわかってるよ。私も、魔術が誰かを不幸にするためにしか使われない世界なんていやだもん。」
優子(GM):「でもさ、運良く私たちと知り合えればいいけど、世の中には、一人で魔法の力に目覚めて、自分の力に悩む人たちもいるんだよ」
季津音(GM):「そいういう迷える子羊を救うのも、我々魔法部の使命というわけだ。うわっはっは!」
さつき:「そう言う先輩自身が一番迷走している件については、どうお考えですか?」
季津音(GM):「ん? 私は迷走なんぞしておらんぞ?」
さつき:「ああ、そういえばそうでしたね。迷走じゃなくて暴走でしたか?」
季津音(GM):「貴様、新入りのくせに私にケンカを売るとはいい度胸だな?」
GM:えーと、季津音先輩は、世間に公開できないような触手の怪物らしきものを召喚しかけていますが?
*触手:2015年現在では、我々触手はTRPGリプレイ界の市民権を得るに至りました。
優子(GM):「まあまあ、先輩、おさえておさえて~」
さつき:「お気に障ったのでしたら謝ります。申し訳ありませんでした。(ぺこり)」
優子(GM):「(さつきに小声で)季津音先輩に、正面からケンカ売っちゃダメだよぉ。どうせやるなら、先輩が油断したところで、サクっと・・・・・」
さつき:「(小声で)そうかな?さっきの血判状のこともあるし、油断もすきもなさそうな気もするけど・・・。」
優子(GM):「(小声で)先輩は、時代錯誤なだけで、本質的には悪い人じゃないよ? まあ、私も、あそこの触手の魔物には、相当なトラウマを植えつけれれたけどねぇ」
GM:と言って、けらけら笑う優子。
季津音(GM):「そこ! 何を笑っている!?」
優子(GM):「べっつに~!」
GM:というわけで、天宮さつきのおかしな学生生活は、ここから、幕をあげるのだった。
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GM:なんの事件もない平穏な日常、天宮さつきは体育の授業を受けている。ところで、天宮ってどう読むの?
さつき:「あまみや」ですね。>さつきの苗字
GM:なるほど。さて、今は体育の授業中。今日はマラソンの授業なんで、ランニングの判定を。
GM:ところで、ランニングって、技能なし値がなしなんだけど。これって、技能なし値は生命力の基本値で判定できるってこと?
GM:それだと、習得が「難」の技能なんで、技能取ると、むしろ、スキルの判定値がCPを投入したにも関わらず、下がる事になると思うんだけど?
さつき:いいえ、技能なし値が「なし」の技能はそもそも判定すらできません。
GM:じゃあ、体育の授業でマラソンだからランニングを振らせるのは、私のルールミスですね。では、ただの生命力判定をどうぞ。
さつき: ([dice]) Arrowhead: 9(3D6: 5 1 3) = 9
さつき:1成功です。
GM:では、普通に授業をこなしました。で、昼休みになる。
季津音(GM):「さあ!お昼お昼~」
GM:先輩の季津音先輩が、さつきたちの教室にやってくる。
さつき:「こんにちは、九田先輩。何の御用でしょう?」
GM:勝手しったる他人の家、季津音先輩は、手早く机を並べて、三人で食事をするスペースを作ります。
季津音(GM):「昼飯を食いに来た♪」
優子(GM):「せんぱ~い、同級生に一緒にお昼を食べてくれる友達いないんですか~?」*優子うざさMAX
季津音(GM):「がー!!」
さつき:この様子だと、図星ですな。
GM:季津音先輩が、お昼を一緒に食べに来るのは、ほぼ恒例です。ただ、魔法使いである事を秘密にしている以上、普通の友達は作りにくいということもあるのかも知れない。
さつき:「いいじゃない、優子ちゃん。みんなで食べたほうが楽しいよ?」
GM:というわけで、お昼になります。優子は、いつもお弁当を自分で作っていて、今日はご飯にそぼろとか玉子焼きで、猫の絵を描いてきている。
優子(GM):「ねっこっさん、ねっこさん、食べちゃうぞー」*キャラ弁?
GM:と、優子は変な歌を歌っている。一方の季津音は、がさごそと、コンビニの袋から菓子パンを取り出す。
さつき:そんな優子と九田先輩を見比べながら、自分のお弁当を食べています。今日はゆかり飯です。
優子(GM):「さつきちゃん、そのご飯なに~?」
さつき:「これ?ゆかり飯だよ。」梅干としその混ぜご飯ですね。
優子(GM):「へぇ~ おいしそうだね。一口、もらっていい?」
さつき:「いいよ、はい。」一口ぶんを優子の弁当箱に差し出します。
優子(GM):「これって、どうやって作るの?」
さつき:「梅干としその葉を刻んで、ご飯に混ぜるんだよ。今度、作り方を教えてあげるね。」
GM:では、料理技能は取得の方向で。
GM:二人の女の子らしい会話に、全く加わろうともせず、もくもくと菓子パンをほおばる季津音。
季津音(GM):「ところで、お前ら、誰かチョコを渡す相手はいるのか?」*このセッションはリア充の爆発を願いに魔法使いたちに闇の依頼が多数寄せられるバレンタインデー前後に行われていた。
季津音(GM):「最近は、もっぱら、友達同士で渡すらしいな?」
さつき:「チョコ、ですか?」
さつき:「先輩・・・心配しなくても、先輩のぶんのチョコは用意してありますから大丈夫ですよ?」
季津音(GM):「べ、別にチョコが欲しくて行ったんじゃない!」
GM:と言いつつ、嬉しそう。
さつき:「でも、こういうイベントに乗っかって、縁結びのおまじないでもしてあげたら、みんな喜んでくれるかな?」
さつき:ところで、魔法部は表向きどう認識されているんでしょうか?
季津音(GM):「それなら、私と安倍晴明さまの縁をとりもってもらえると・・・・」
GM:魔法部は魔法部と呼ばれていますが、本当に魔法を使っているとは思われていません。趣味的なサークルとして認識されてます。
さつき:「ただでさえ相手がすごすぎて無理です。」一蹴します。
季津音(GM):「むぅ」
さつき:さて、そうすると、気になってくるのはクラスのほかの生徒たちの動向ですが。
GM:すでにカップルになっていて、うざい人々と。クラスの女子を気にしてる男子。そして、クラスの男子に目を向けてもいない女子って所でしょうか?
さつき:そんなクラスでの噂話に耳を傾けてみます。
GM:ピンポイントな会話は聞こえてきませんね。ゲームがどうとか、試験がどうとか。
さつき:まあ、特に何を期待していたわけでもないし・・・。
GM:で、この日の夕方。さつきは、放課後のHRが終了すると、一人の同級生に呼び止められる。
???(GM):「さつきさん、ちょっといいかな?」
GM:彼女の名前は、宮森奈緒。内気で、あんまり会話をしないタイプ。
GM:さつきとは中学のときから一緒で、彼女は高校受験のときに、密かに合格と壁に指で文字を書いて、祈願をしていたのを、さつきは目撃している。
奈緒(GM):「さつきさんって、魔法部に所属してるでしょう? そのう、教えてくれないかな? 恋の叶う魔法を」
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