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「ロードス島戦記」

「戦(いくさ)の煙」リーランド4

投稿日時:2021/03/13(土) 10:49


 ノルトのある街道は、東の王国と西の王国に繋がっている。どちらに行こうかという話になり、西の王国が交易の中心として栄えているので、西に行こうという話になった。
 ノルトを出たエド達だったが、数里も進まないうちに、傷ついた騎士と出会う。

エド「おい! しっかりしろ!」

 騎士を助けようとすると、どこからか弓矢が飛んで来た。弓による射撃(主動作)を行ったので、隠密状態が解除され、隠れていた敵が姿を表す。ダークエルフローグが二人。
 ダークエルフ・ローグとの戦闘は割愛。精霊魔法インビジリティを使用して、2ターンに一回の奇襲射撃はどんなものかやってみたかったが、一人プレイでは煩雑過ぎてやりにくい。主動作で出現した瞬間に、魔法は抵抗力が高いがとにかく集中攻撃。弓じゃなくて近接攻撃だと、接触毒があるので、ビクトリアが回復にまわるので、結構長引くし、後衛があぶなくなってくる。ここではなんとか勝ったとしておく。

 助けた騎士は隣の都市からやってきた。現在、隣の都市は妖魔の連合軍に包囲され、危険な状態にあるらしい。援軍を求めて、ノルトにやってきた。まずはファリス神殿に連れていって傷の回復。ファリス神殿の司祭は、この急報をノルトを運営する評議会に連絡しに行くことになった。
 しかし、ノルトの評議会は腰が重い。援軍を出すどころか、ノルトの城門を閉ざし、防御を固める意向らしい。ファリス神殿はせめて有志で援軍を送ろうとするが、都市防衛に必要な戦力としてファリス神殿所属の神官戦士の移動を禁じてきた。

エド:「援軍が行かなきゃ、籠城戦なんて勝ち目はないんじゃないか? 大丈夫なのか?」
エド:「こうなったら、たとえ俺一人でも」
グリンウィル:「ノルトが大軍で援軍を派遣するならまだしも、一人で行ってもなんにもならないだろう?」
エド:「だからって、見捨てろっていうのか!?」

 エドとグリンウィルは口論になるが、エドが行くなら自分もとゼーラも行くといい、本当に無茶をしそうなら止めればいいかとグリンウィルも同意。なお、ビクトリアはもともとここのファリス神殿の所属ではないので、最初から一人でもいく気だった。
 評議会の命令によって城門が封鎖される前に、早朝、エドたちは旅立つことにした。
 そこへ松葉杖をつきながら、ひとりの騎士がやってくる。エドたちが助けた騎士レイノルドだった。

レイノルド:「我々を救うために援軍に行ってくれる君たちに感謝する。私も同行できなくて申し訳ない」
 そういって、レイノルドは一通の手紙をエドに手渡した。

レイノルド:「その手紙には、君たち、騎士エドワード殿他三名は、義によって我々を救うために立ち上がった勇士だと書いてある。君たちの身分を証明するものだ」

エド:「騎士って、俺は騎士に憧れているだけで正式な騎士ではないですよ」
レイノルド:「いや、君はもう立派な騎士だよ」
エド:「ありがとうございます」

 こうして、エドたちはノルトを後にした。

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