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「トンネルズ&トロールズ」

スペースT&T・ソロアドベンチャー「誘拐(アブダクション)」 [ソロアドベンチャー]

投稿日時:2022/06/12(日) 14:35

注記 このソロアドベンチャーは、「著 ケン・セントアンドレ 翻訳:安田均/グループSNE」が権利を有する『トンネルズ&トロールズ完全版』の二次創作作品です。


 ようこそスペースT&Tソロアドベンチャーへ。このゲームを遊ぶには、T&T完全版が必要だ。人型種族のキャラクターを初期作成で作ること。なお、人型であればブック2の悪の種族を選んでもよい。このソロアドではトロールを推奨する。
 では、準備ができたなら、23へ進め

「2」
 君は死んだ。キャラクターシートを破り捨てる事。ゲームオーバーだ。

「5」
 君は何か重要な器官を切除され地上に戻された。性格がとても穏やかになりモンスターであれば、元の凶暴さを失った。君の冒険は終わりだが、余生を穏やかに暮らすことができる。

「14」
 君の左隣には、オーガーが閉じ込められている。だが、君の知るオーガーと違って、頭を抱えて縮こまってブルブル震えている。恐れ知らずのオーガーがこんなに震えているとはどういう事だ? 君が頭をひねっていると、天井が光り、隣のオーガーが魔法か何かで、その光に吸い込まれていった。「いやだーいやだーたすけてくれー」、恐れ知らずのオーガーが、あんな人間の子供のように泣き叫ぶとは。檻を破壊して逃げるなら「86」へ 様子を見るなら「48」へ
 
「23」
 君がどこで何をしていたか知らないが、今は捕まっている。ある日、君の頭上に現れた銀色に光る楕円形の円盤が現れたかと思うと、激しい閃光に目がくらみ、気が付くと金属の壁に囲まれた暗い室内の狭い金属の檻に閉じ込められていた。(装備をすべて失う)周りには、同じような金属の檻がたくさんあり、君のよう生きたまま放り込まれているのか、非常に臭い。さて、どうする?
 周囲をもっとよく見る。「14」へ
 こんなところに閉じ込めやがってふざけるな!檻を破壊する。「86」へ

「28」
 グレムリンもどきを倒し女性を助け出した。「110」へ

「31」
 このまま、ここにいると危険なのは間違いない。
 幸運度で1レベルのセービングロールをすること。2回チャレンジしていい。
1回でも成功したなら「73」へ
2回もチャンスがあったのに失敗したなら「108」へ

「36」
 銀色のグレムリンのような生き物は、耐久度10。腰に差した銃は毎ターン10点のダメージを与えてくる。話し合いは無駄だ。勝ったなら「113」へ 負けたら「2」へ

「37」
 ここに閉じ込められているのはモンスターばかりだ。君はモンスターか? モンスターなら「74」へ進め。モンスターでないなら檻を開放するのは危険だ。「93」へ進め

「43」
 君は上半身は元のままだが、下半身をウサギに改造される。速度が10上がるが耐久度が10下がる。もしこれで、耐久度が0以下になる場合は「62」へ、そうでない場合は君はトロールワールドに奇妙な生物に改造されて戻されることになる。せいぜい、変わったモンスターとして実験動物として捕まらないよう気をつけてくれ。冒険点200点。

「48」
 様子を見ようと君が何もしないでいると、天井がまぶしく光り輝く。幸運度で1レベルのセービングロールを行へ。
成功した。「31」へ進め
失敗した。「108」へ進め

「51」
 君は馬鹿力で檻を破壊した。この部屋にはほかの部屋に通ずる扉が一つある。扉から外に出たければ「93」へ。他の檻を開放するなら「37」へ

「55」
 君がほかの部屋を探索していると、ベットの上に若い女性が縛り付けられている部屋にたどり着いた。「81」へ

「62」
 君は腹に大穴を開けられトロールワールドに遺棄された。君を見つけた農夫は驚いて逃げ出す。「キャトルミューティレーションだ!」君の冒険は終わった。

「67」
 何をされるかいぶかしんでいると、黄金色の肌をしたスキンヘッドのエルフもどきの生物がやってくる。それからどうなったかはよく覚えていない。気が付くと、君は地上に戻されていた。この不思議な体験から一週間後、君は再び黄金色のスキンヘッドのエルフもどきと会う。そいつは、やはりスキンヘッドの黄金の肌をした子供を連れていて、君は「ああ、これは自分の子供だ」と本能的に感じた。君の冒険は終わりだ。

「73」
 なんとか檻から抜け出そうとあれこれ試していたら、幸運にも檻から抜け出せた。「51」へ 最初の部分は無視すること。

「74」
 君は自分をこんな狭い檻に閉じ込めた奴らが許せない。幸いここには仲間となるモンスターがいる「モンスター!モンスター!」だ。君にこんな動物のような屈辱的扱いをした奴らに、モンスターの恐ろしさを思い知らせてやろう。「100」へ進め

「76」
 君は上半身は元のままだが、下半身をオーガーに改造される。体力度と耐久度を10増やすこと。元がオーガーだったとしても、この恩恵を受けられる。素材のほうが強かったわけだ。ラッキーだったな。君は地上に戻された。冒険点100点。

「81」
 部屋には銀色のグレムリンもどきが三匹いる。それぞれのMRは10だ。戦闘に勝ったなら「28」へ 負けたなら「2」へ
 
「86」
 体力度で3レベルのセービングロールを試みること。
 成功したなら「51」へ
 失敗したなら「48」へ 最初の部分は無視すること。

「93」
 君の装備は、この部屋に置かれていた。鎧を身に着け腰に剣帯を巻き装備を整えなおす。この部屋には扉がひとつある。君がそこから出ていこうとすると、銀色のグレムリンのような生き物が現れた。戦闘だ。「36」へ進め。

「100」
 君が咆哮とともに馬鹿力で他の檻を開放していると、甲高い音が鳴り響き、赤い光が点滅し始めた。それと同時に、壁の一角が開き、光の中からグレムリンサイズの灰色のモンスターが、こちらにやってきた。解放されたグレムリンが言った。「なんだ? あいつらは? グレムリンもどきの気色悪い野郎どもだ。やっちまおうぜ!!」戦闘になる。
「120」へ

「108」
 君は気が付くと、ベットの上に大の字で拘束されている。(尻尾や副腕、三本目以上の足や口元から伸びた触手などすべて)周りには、銀色の肌をしたグレムリンに似た生き物が数体、君をのぞき込んだり何やら器具を操作したりしている。サイコロを1個振れ。
1か2なら「124」へ 3か4なら「5」へ 5か6なら「67」へ

「110」
 君が助けた女性はエミリーといい、カザン近くの村に住んでいるらしい。空飛ぶ謎の場所で途方に暮れていると、この大きな城だか船だかは、地上に降りる。冒険点100点。エミリーを村まで送るならさらに冒険点300だ。この冒険点は、モンスターでも得ることができる。まさか、モンスターだからと言って、彼女を経験点にしたりはしないよな?(ないとは思うが、彼女の魅力度は16だ)

「113」
 奇妙なグレムリンに勝った。君は戦利品として敵が使っていた銃を奪うことができる。これは「これでもくらえ銃」といって、魔法使いでなくても「これでもくらえ」を使うことができる。通常の魔法ルールと同じに扱う。ただし、レベルは3レベルまでしか使えない。また、盗賊のキャラクターがこの銃を使うことで、自身にこれでもくらえを習得させることはできない。「130」へ進め。

「120」
 敵味方入り乱れての乱戦になる。味方モンスターのMRは300だ。これに君の攻撃力を足す。敵のグレムリンもどきは、MR350だ。ただし、敵は「これでもくらえ銃」という武器で武装しており、たとえヒットが負けていても、こちらに50点のダメージを与えてくる。これでもくらえ銃のダメージは、君が一人で受けるか味方モンスターのMRから引くこと。では、戦闘を開始したまえ。
勝ったなら「136」へ
負けたなら「2」へ

「124」
 天井から回転するドリルが降りてくる! サイコロを1個振れ!
1か3なら「43」へ 4か5なら「76」へ 6なら「62」へ

「130」
 部屋を出ると、廊下の壁にある窓から外の様子を見ることができる。丸くて青い星「トロールワールド」が見える。君は天高い場所に連れ去らわれたらしい。「55」へ

「136」
 グレムリンもどきどもをやっつけた。部屋を出て驚いたのは、廊下の壁にある窓から見える景色が、丸くて青い星になじみのあるトロールワールドのドラゴン大陸が見えたことだ。なんてことだ。ここは空飛ぶ船の中(それも驚くべき高さを飛行中の)らしい。頭のいいモンスターが調べた結果、船の操縦方法がわかったのでトロールワールドに帰還することもできるが、このまま星の海も旅できるようだ。
 星の海を旅して暴れるのも楽しそうだが、今回の冒険はここまでにしよう。よくやった。君は冒険点100点を得る。
 

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