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「クトゥルフ神話TRPG」 ブログテーマ:FARCE

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クトゥルフ2010「大いなる遺産」

[FARCE] 投稿日時:2013/10/13(日) 21:14

 「私のシナリオ燃やす気ね!? インセインのプレイヤーみたいに!!!」→インセインリプレイの冒頭の雑談に、そんな話題がある。

 10月のFARCE定例会でクトゥルフ2010のGMしてきました。もともとは冒険企画局から出たマルチジャンル・ホラーRPG「インセイン」のGMをするつもりでしたが、ルールブックの読み込みがぜんぜん出来なくて、比較的慣れているクトゥルフでやることになりました。

探索者たち
 「阿住・新星(あずみ・ノヴァ)」 20歳 男 学生(超心理学者)
  大富豪阿住家の当主源造の次男拓海の息子。

 「佐々木小次郎」 20歳 男 プロ格闘家
  新星の友人。車のない新星のために阿住屋敷まで送り届ける。

 「月森・終(つきもり・おわり」 36歳 宗教家(神主)
  神主という立場から、地元の人間に顔の利くちょっとした名士。阿住屋敷に住む未魚子の家庭教師も務めている。 

NPC
「阿住源造」千葉県夜刀浦市に住む大富豪。
「阿住海人」源造の長男。
「阿住綾音」海人の妻。
「阿住未魚子」海人と綾音の娘。18歳
「阿住拓海」源造の次男。PC1の顔も知らない父親。20年前に死亡。
「阿住依乃里」拓海の妻でPC1の母親。3年前に交通事故で死亡。
「阿住海司」源造の三男。小さな会社を経営している。
「阿住咲良」海司の妻。
「阿住潤二」海司と咲良の息子。16歳。
「鬼形」源造の忠実な執事。
「水愛(あくあ)」阿住家の住み込みメイド。

セッションの内容
 顔も知らない父親の実家から新星に「財産の相続について」の話があるので、屋敷に来るようにと連絡が入る。季節はずれの大雨が、屋敷に呼ばれた者、たまたま屋敷を訪れた者を阿住屋敷に閉じ込める。

第一夜
 まだ事件が発生したわけではないので、PCたちも何をしてよいやらわからず夜が明ける。

 翌朝、長男夫婦が行方不明に。

第二夜
 長男夫婦を探すかと思いきや、ショットガンを探し出すPCたち。

 新星が三男夫婦に、次期後継者候補を辞退するように持ちかけられる。

 翌朝、三男夫婦行方不明。

第三夜

 新星の父、阿住拓海の書斎で日記や研究資料を調べる。

 夜中に、血まみれの阿住綾音が、源造の書斎前で倒れているのが発見される。逆上した未魚子がショットガンを持ち出して、源造の書斎に殴りこむ。PCたちも後に続く

  源造は、深きものと契約していた。彼は引き換えに黄金を手に入れたかが、晩年、死を恐れて深きものへの変異を受け入れる。執事に扮していた深きもの鬼形は、これからも阿住の一族が深きものとの交配を進められるように、一族の後継者を選ぶように進めたのが、事件の真相。

クトゥルフにお願いを聞いてもらうための邪悪なる儀式
源造:(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー! (」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
鬼形:(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー! (」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
水愛:(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー! (」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!

セッションの反省
 こうして振り返ると、この話ってすごくわかりづらいですね。 

「阿住海人」
 1日目の夜に失踪。(後に源造の儀式の生贄にされ死亡したことが判明)
「阿住綾音」
 1日目の夜に失踪。儀式のために囚われていたが、逃げるときに受けた背中の傷が原因で死亡。
「阿住海司」
 2日目の夜に失踪。(後に源造の儀式の生贄にされ死亡したことが判明)
「阿住咲良」
 2日目の夜に失踪。(後に源造の儀式の生贄にされ死亡したことが判明)
「鬼形」
 探索者との戦闘で死亡。
「水愛」
 探索者との戦闘で死亡。
「阿住源造」
 探索者との戦闘で死亡。
「阿住未魚子」
 生還。
「阿住潤二」
 行方不明。(源造の儀式の恩恵を受けルルイエへ?)
「阿住新星」
 生還。
「佐々木小次郎」
 生還。
「月森・終」
 全裸の露出狂と幻覚が見える狂気に陥るが、正気度5でぎりぎり生還。

 ・・・・あ、最後に津波が襲ってきて、証拠を隠滅するつもりだったけど、忘れてた。

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「クトゥルフ2010のGMしてきました」クトゥルフ2010

[FARCE] 投稿日時:2012/07/15(日) 08:54

 今日は、クトゥルフ2010のGMをしてきました。シナリオは、クトゥルフと帝國に掲載されている「銀座うずまき」です。(*現代を舞台にしたので、今回は銀座が舞台ではなく秋葉原を舞台にしました)

 シナリオ内容は、ネタばれになるので書きませんが、探索者が脱線しがちながら楽しいセッションでした。クトゥルフ神話TRPGは、また、同じキャラクターで遊んでもらいたいですね。

今回のPCたち

「大塚・ヴァンデッタ・猫子」(19歳 女)
主なスキル:料理、レスリング、信用、聞き耳
 フランス人ハーフの料理人

「松村・留吉」(22歳 男)
主なスキル:応急手当、機械修理、追跡、目星、ショットガン
 北海道からやってきた農家生まれの大学生。(職業で選んでるのは農夫)

「黒塚・由貴」(26歳 男)
主なスキル:精神分析、目星、芸術:絵画
 メンタルセラピスト 調査の都合上、芸術:絵画があったほうがいいですねぇと言ったものの、精神分析できるこの人がとってるのを完全に見逃してるのは、GMがバカだからである。

↓消化不良気味だった後日談。

「ある刑事の遺書と思われる記録」
 その女は微笑んでいた。男女数名を誘拐、なおかつ、その犠牲者の血で絵を描くという狂気じみた行為を指示していたその女は、微笑みながら「暑いですね」というと、服を脱ごうとしたのだ。
 あらわになるその白い肌。
「ちょっとアンタ!」
 同僚が狼狽して女の行為を咎める。ここは取調室だ。いくら暑いからと言って、いきなり脱がれるのは困る。だが、次の瞬間、同僚がぼんやりと精気が抜けたように静かになった。
 私が女のほうを見てみると、服を脱いであらわになった白い胸が赤く染まっていた。
 出血しているのか?私はそう思ったが違っていた。
 女の赤く染まったその胸は、なぜか渦のように回転し、異次元に通じる扉であるかのように、底なしの世界が広がっていたのだ。職業柄、おかしなものをよく見てきたが、あれを説明することは私には出来そうにない。
「ああ、ロ・・・・ガーさま!」
 女は、短くそうつぶやくと、ボンっという音がして、次の瞬間には渦に向かって爆縮した。そうとしか言いようがない。
「どうしたんだ!」
 同僚の刑事が、尋常でない音に取調室になだれ込んでくる。しかし、今、私が目の前で見たものを、どう説明すればいいのだ?女がそこにいた証拠を示すものは、かつて女だったもの。肉片どころか、さらに細かく粉砕された粉のようなもの、赤い人粉だけなのだ。
 私は、こう答えるしかなかった。
「竜だ!渦巻く力の竜だ!」*

 私はもう、正気を保ち続けることが難しい・・・・・(記録はここで終わっている。その後、この記録を残した刑事は、首吊自殺をし、現在、自殺の原因については調査中である。)

*シナリオ冒頭の人物が叫んだセリフ。時間が押していたので、事件未解決としてシナリオを終了したので、また新たな犠牲者が、というふりだしに戻った感じです。ああ、今度はプレイヤーやりたい。それも私服警官でトリガーハッピーな危険な奴を(笑)→それは、ダメだろ?
 
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