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「ソードワールド」 2015/9

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DSW第5回「スモールライブラリィを探せ・後編」ダークソードワールド

[DSW] 投稿日時:2015/09/21(月) 08:49

 前回「スモールライブラリィを探せ・前編」の続きで、スモールライブラリィの行方を追ってのリファール市街でのシティアドベンチャーです。

<キャラクター>*新規キャラは経験点16500点で作成。
「インビンシブル」ワーウルフ 20歳
 シーフ4 レンジャー2 シャーマン2 ダークプリースト(ファラリス)1
 私のキャラ

ガイドリックス=ペンパートン(人間 ソーサラー4 セージ2)
 新キャラ。なーんかゴロツキというイメージしかなくて、ソーサラーというイメージがまるでない。(というか、「酒買ってこい」といわれた記憶しかないような?)

ダリアン(ドワーフ ダークプリースト(ファラリス)5 ファイター3)
 ペルセウネのPLが、「ダークエルフだと情報収集しづらい」とのことでキャラチェンジ。功をあせって、作戦を無視したり、自分が召喚したインプに逆に操られていたりという面白キャラである。

ディック(人間 ダークプリースト(ファラリス)5 シーフ3 セージ レンジャー)
 前回捕まったはずだが、釈放されてPCに復帰。もっとも、「闇の牙」に尾行されてる可能性を考慮して、仲間との合流はかなり遅れた。

「雑魚」
ファンネル(インプ)ディックの新しいインプ

ニプ(インプ)ダリアンのインプ。コントロールインプで召喚されたはずだが、逆にニプのほうが、ダリアンを操っているように見える。

ガイア(インプ)ダリアンのインプ
オルテガ(インプ)ダリアンのインプ
マッシュ(インプ)ダリアンのインプ・・・・インプばっかじゃねぇか!
(っていうかね。てっきりコントロールインプかと思ってたら、ロードス島ワールドガイドに載ってる「サモン・インプ」なんですよね。ってことは、インビンシブルもあと1レベルで、インプ使いになれると)→そもそも、コントロールインプは、一体しか召喚できません。


<本編あらすじ>
 どうも、悪の側のPCというのは、正体の露見を恐れて、思うように情報収集できない。というわけで、エイミーを仲間に引き入れ、彼女に「スモールライブラリィ」のことを調べさせよう思ったのですが。
 当初、シャーマン3レベルだったはずのインビンシブルが、ダークプリーストをとってしまったばかりに、「チャーム」が使えないことに気がつく。うーん、どうやって、エイミーをこちら側に転向させるか考えた結果、まあ、こういう場合「手○め」にするのが妥当かと、GMに進言しました。(あまりよろしくないTRPGだなぁ)まあ、その結果、なんだ、受けすぎた・・・・・・・
 もーちょっと詳しくとGMに内容の説明を要求され、あまつさえ、ダリアンとペンパートンのPLの理性を、ちょっと、飛ばしてしまいました。(思うままにやりたい放題し始める)
 ダリアンとペンパートン、この二人はドレックノールから応援としてやってきたのだが、リファールのアジトに誰もいないので、勝手に食料と酒を漁って飲み会を始めてしまった。
 翌朝、インビンシブルが朝帰りすると、すっかり出来上がっているダリとペンパートンは、インビンシブルに酒を買って来いと要求。(女キャラでなくて良かったな。勢いで襲われてたかもしれん・・・・・)ちなみに、この夜から夜明けの間に、ペルセウネは逃亡。

 さて、地味にマディガンの元冒険者仲間「誇りを掴む者」たちの誰が「スモールライブラリィ」を持っているか、情報収集を開始しようと言う段階になったが、このころになると、エイミーを使ってズバリ確信をつこうという作戦は、ものの見事に頭から消えてなくなっている。(エイミーに「兄弟子が預けた危険なマジックアイテム、スモールライブラリィのことを知らないか?」と聞いて回らせれば、それで、この任務は成功したはずなんだけど・・・・・)
 我々は、まず「誇りを掴む者」の一人、ドワーフのバリルの家を家捜しして、その後に闇討ちを敢行。ここで、待ち伏せの最中に、功をあせったダリアンが、クロスボウを発射!
 結局、バリルがスモールライブラリィを持っていないので、次にラウリールとレイニーというシーフとシャーマンの夫妻(彼らは引退後「緑林亭」という料亭&宿を経営)を夜襲する計画を立てる。
 しかし、バリルの家を襲った晩に、マディガンと取引のあった商人ドレッドの屋敷が「闇の牙」に襲撃される。(前回、このドレッドを訪ねたところ、「主人は買い付けで出かけている。しばらく戻らない」とのことでノーマークだった。)ここで、ドレッドの自宅にスモールライブラリィがあれば任務失敗だが、探りを入れたところ、スモールライブラリィがあるという確証がなかったため、任務を続行。緑林亭を襲撃し、やはり、ここにもスモールライブラリィがないことがわかる。

 そして翌朝、「誇りを掴む者」の最後の一人、ファリスの聖戦士にして、リファールの騎士でもあるシャールの館が「闇の牙」に襲撃されたことがわかり、我々の任務は失敗という形で終了した。(獲得した経験点は500点と1ゾロ分、第4回と第5回をあわせると、インビンシブルは30点も獲得しているな)
 たぶん、この第5回がDSWで一番面白かった回でした。

次回:ダークソードワールド第6回「冒険者ルージュの冒険」

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DSW第4回「スモールライブラリィを探せ・前編」ダークソードワールド

[DSW] 投稿日時:2015/09/20(日) 00:05

 DSWの第四回目です。今回のGMは、普段はグラウンベルのプレイヤーのGMさん。というわけで、今回のメンバーは下記のとおり。(前回:「悪魔に力を求めよ」)

<キャラクター>
「ディック」人間
  ダークプリースト(ファラリス)5 シーフ3 セージ レンジャー

「ペルセウネ」ダークエルフ
  シャーマン4 シーフ3 セージ1

「インビジブル」ワーウルフ
  シーフ4 レンジャー2 シャーマン2 ダークプリースト(ファラリス)1
 ワーウルフの青年。冒険者だった父親がワーウルフで、息子であるインビジブルもワーウルフに。父親が死んで、タラントにいる父の兄に引き取られるが、そこの伯父の息子が○モで犯された際に、ワーウルフの血が暴走し、一家皆殺し。ジェノアに引き取られる。
 前回死んだラーリルに代わる新しい白玉楼のキャラクター。

<あらすじ>
 今回の我々の任務は、リファール郊外に住む魔術師マディガンの持つマジックアイテム「スモールライブラリィ」の入手をするというもの。
 オープニングは、魔術師マディガンの住む塔に侵入しようとするところから始まるが、すでに先客がおり、マディガンを殺害して逃亡。目的のマジックアイテムも見つからず、手がかりを求めてリファールの町へ。

 マディガンの元冒険者仲間と彼の妹弟子エイミーを中心に調査を始めるが、深夜、エイミーの家に進入したディックのしもべのビット(インプ)が、謎の女魔術師に殺されてしまう。敵討ちだ!とディックとペルは、現場へ。そこには、女魔術師だけでなく、二人の男が一緒にいた。男の一人は、マディガンの塔で見かけた「仮面をつけた黒髪の男」である。
 どうやら、彼らはマディガンを殺害した連中らしい。彼らは、リファールの街中であるにも関わらず、二人に攻撃を仕掛けてきた。
 ディックとペルセウネは魔法を駆使して戦うが、敵は毒が無効だったり、魔法をすぐに中和してしまったりと、決定打をなかなか出すことが出来ない。長い戦いの末(実時間で二時間ぐらい)ペルは女魔術師を倒すが、ディックが敵に連れさらわれてしまう。

 インビジブルは、地道に情報収集し、敵の名前が「闇の牙」という毒物の使用に長けた組織であることを突き止める。(もう戦闘が終わった後だったから、あまり、有益な情報とも言えなかったんだけど)
 なんとか、エイミーから「危険なマジックアイテムなので、師匠は昔の冒険者仲間の誰かに預けた。それが誰だか自分は知らない」という話を聞きだす。(ペルセウネとインビジブルで、押し込み強盗をかけたんだけどね)敵より先に、スモールライブラリィを手に入れる必要があるため、さらに情報収集を、というところで、今回のセッションは時間となり終了。続きは、次回へ。

補記
 エイミーの口が固かったので、今回ほど、「闇の庭」の子供達が持ってる「記憶操作」とか「催眠」とかの特殊能力って便利だなぁと思いました。

次回:ダークソードワールド第5回「スモールライブラリィを手に入れろ・後編

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DSW第3回「悪魔に力を求めよ」ダークソードワールド

[DSW] 投稿日時:2015/09/19(土) 21:06

 2007年9月15日にダークソードワールド(DSW)という身内のTRPGセッションを遊んできました。今回はディックのプレイヤーさんがGMで、私はプレイヤー参加です。セッション当日まで、シナリオの準備に追われたりしないという、実に気楽なセッションです。(前回「暗黒の祭壇を手に入れろ」)

 と、セッションをするのがいかにも楽しみだったという書きだしから始まったDSW第3回、それがまさかあんな結果に終わるとは。

今回のキャラ
「傭兵剣士ラーリル」
 元レイドの傭兵。レイド帝国の残党による反乱計画に加担し、失敗に終わったため(リプレイの「レイド・レボルト」に設定を絡めました)、テンチルドレンに逃亡。紆余曲折を経て、ドレックノール盗賊ギルドの幹部「闇の王子ジェノア」の配下となった。
 技能はファイター6レベルオンリー。

あらすじ
 悪魔と人間を合体させる「暗黒の祭壇」を入手したジェノアは、実験のために、ドレックノールの郊外へ暗黒の祭壇を移動することにした。
 そこで、祭壇の移動の際の護衛のために、祭壇の入手に活躍したダークエルフのペルセウネと、「闇の庭」のグラウゼルが呼び出される。そして、二人に「荒事専門」の要員として、傭兵のラーリルが紹介された。
 このシナリオ、祭壇を奪われた「赤い瞳」という組織が、祭壇を奪い返そうとするシナリオなんだけど、PC達は情報収集することで、逆に相手に情報が漏れることを警戒して、ほとんど、情報収集をしなかったんですよね。で、夜間に空から襲撃されて。ダークエルフはともかく、他の二人は夜目が利かないので、えらいことに。おまけに、敵はすでに悪魔と合体済みの連中で、べらぼうに強い。我がラーリルは、一応、弓を持っていたんだけど、夜目が利かないので攻撃できず、なすすべもなく攻撃される状況に、耐え切れず・・・・・・

 「自ら生贄になり、暗黒の祭壇の力を使って、悪魔と合体しようとした!!」(爆)

 自分でも想定外な行動でした。(で、結局、ラーリルは合体に失敗して死亡。召喚されたグルネルは、敵に回ってしまうという、迷惑限りない結果に。まあ、世の中、なにもかもうまく行くとは限らない)

 このセッション、実は長らく自キャラをいきなり焼き殺されたと恨み言めいたことを心の内に秘めていたんですが、自分から死にに行ってました。ごめんなさい。
 あと、じぶんばっかりひどい目にあったと思ってたけど、やはり夜目のないグラウゼルもひどい目にあってたようだし、ダークエルフのペルセウネも、結局のところ一人でデーモンと戦っていたんだから、みんなひどい目にあっていたってことですね。


次回:ダークソードワールド第4回「スモールライブラリィを探せ・前編

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DSW第2回「暗黒の祭壇を手に入れろ」ダークソードワールド

[DSW] 投稿日時:2015/09/19(土) 19:50

 DSW第2回目、開催に前回「殺されたギルドメンバーの影を追え」から四ヶ月もかかってしまいました。
 
 というわけで、今回はタイデル編。キャラクターは前回と同じです。

<キャラクター>
「ディック=ツィムアード」人間
  ダークプリースト(ファラリス)4、シーフ2

「ペルセウネ=フィローニアス」ダークエルフ
  シャーマン3 シーフ2

「グラウンベル=ドナック」人間
  シーフ3 ソーサラー2 セージ1 バード1 ヒーラー3 残り経験点500点

「ビット」インプ
  ディックのしもべ。ペルセウネとともに留守番することが多いので、仲が良いらしい。

<あらすじ>
 タイデルに派遣されていた影のギルドメンバー「ウィンド」の死の理由は判明した。任務は達成したし、このまま帰還しても問題はないのだが、せっかくだから、暗黒の祭壇を戴いていこうという事に。ちなみに、GM的には「DSWって何をすればPCが楽しめるゲームなんだ?」と苦悩し、結論が出ぬまま、セッションに突入した準備が不完全な状態でのセッションでした。

 このセッションの記録は、ほとんど上記のように具体的に触れていませんでした。第一回の記録に比べて、明らかにト-ンダウンしてるし。
 たぶん、原因はロールプレイの言いくるめとかで盛り上がるセッションを考えていたのに、実際には魔法で眠らせたり魅了したりと、魔法の行使判定でどうにかなる展開で、データを準備してなくてあせるというシナリオ進行だったからだと思います。
 今ではSW2.0のダイス振るだけでシナリオを作るシステムに慣れているので、確かに、見返すともうちょっとやりようはあったし、そうしていれば盛り上がれたんじゃないかなと思う面はありますね。

 さて、肝心なセッションの内容は、記憶の限りでは、スローンは完成した暗黒の祭壇をタイデルの王都に持ちこもうとしており、それをPC達が奪おうとする展開だったと思います。


次回:ダークソードワールド第3回「悪魔に力を求めよ

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DSW第1回「殺されたギルドメンバーの影を追え」ダークソードワールド

[DSW] 投稿日時:2015/09/19(土) 06:50

 DSW第1回目のレポ(セッションを遊んだのはは、おそらく2007年の4月ごろ)

<キャラクター>*詳しくは第0回「DSWキャラクターメイキング」参照
「ディック・ツィムアード」
 ダークプリースト(ファラリス)4、シーフ2

「ペルセウネ・フィローニアス」
 シャーマン3 シーフ2

「グラウンベル=ドナック」
 シーフ3 ソーサラー2 セージ1 バード1 ヒーラー3 残り経験点500点

「ビット(インプ)」
 ディックのしもべ

 あんまり日延べするものだから、プレイヤー達もしびれを切らしてしまったので、「ざっと流しで」セッションをすることに、かなりいい加減です。(反省)
 本編シナリオは、タイデルで「六大神祭」に絡める予定だったけど、そのシナリオが出来てないので、タイデルに行くまでの話にすることにしました。よくよく考えれば、全然関係ない任務を与えればよかった気もする。
 さて、話の本筋は「とにかくタイデルに行け!(笑)」結構、とんでもないシナリオですね。(もっともらしい理由をセッションではこじつけていたけど。確か「暗黒教団『赤い瞳』にタイデルに派遣している影のギルドメンバーが殺されたから、調べに行って欲しい」だったかな?)
 流しのシナリオなので、適当に作ったランダムイベント表 で、乗り切ろうとした覚えがある。(↓そのイベント表)

「リファール→ラバンエリア」
 1 護衛付き馬車商人
 2 傭兵の一団
 3 一人旅の商人
 4 食料商人(農作物満載)
 5 商人
 6 一人旅の女性
 *リファ-ル→ラバンエリアは、日常品を運ぶ商人を多くする。

「ラバン→タイデルエリア」
 2 旅芸人一座
 3 護衛つき馬車
 4 冒険者の一団
 5 旅の司祭(男OR女)
 6 家族連れ
 7 貴族の馬車
 8 若いカップル
 9 中年夫婦
 10 老夫婦
 11 若い女性の集団
 12 ローブの旅人(赤い瞳)

 任務達成のために、PL達はこのイベントをスルー!!

 さて、一行は道草をすることなく、タイデルにやってきた。タイデル最初の街道筋の街サラセンでは、騎士やら兵士やらが走り回っており、ものものしい様子。話を聞いてみると、このサラセンから北にある村ディスパの住民が全員暗黒神に入信していた事実が判明し、タイデルの騎士長スローンという人物が討伐隊として送り込まれ、ディスパの村を焼き払ったらしい。そして、何人かの逃亡した暗黒神の信者を捕らえるために、彼らはあわただしく行動をしているとのことだった。
 自分でもシナリオをまとめ切れてないせいか、PCの興味を引くことに失敗。PCたちはタイデルの王都に向かう。

 本来、タイデルの王都に入るのは、次回のシナリオでやる予定だったので、タイデルにいる「影のギルドメンバー」との接触に苦労する。
 とある、いかがわしい酒場兼宿屋に「影のギルドメンバー・ウィンド」が出入りしていて、そこの主人に手紙を預け、ドレックノールからの連絡員が手紙を主人から受け取るという連絡のやりとりを取るようにしていたので、店の主人からの情報は得られない。
 あれこれPCらが地道に情報収集をしているところに、「殺された影のギルドメンバー・ウィンド」の代わりというタイデルの騎士が店にやってくる。それは、サラセンの街で見かけたスローンの部下の一人だった。PCたちは、この男から情報を聞き出そうと、呪歌のチャームやらなんやらを駆使して、情報を得ようとする。
 騎士の口から語られたのは、ウィンドを殺したのはスローンたちで、実はディスパの村にいた暗黒神官「赤い瞳」と協力して、ひそかに「暗黒の祭壇」というファラリスの祭器による人間と悪魔を合成する実験を行っていたのだという。ウィンドは、その秘密を探っていることがわかったので、余計な詮索を恐れて、殺害したというのだった。さらにすでに「暗黒の祭壇」の研究は完成しており、「赤い瞳」は用済みとなったので、ディスパの村ごと滅ぼしたという。
 これでほぼ、影のギルドメンバーを殺された経緯が判明しミッションコンプリート。帰国させてよかったのだけど、いまいち盛り上がりに欠ける。PCたちが、ちょうど「暗黒の祭壇」を手に入れようと考えてるみたいなので、そのまま次回に続くとした。

「感想」
 DSWの初回、ジェノアの「知謀だけで西部諸国を安定した状態に維持する」というわけのわからない悪の美学に翻弄されたシナリオ。悪の大臣による王国乗っ取り計画とかそういうほうが、よっぽどシナリオが組みやすい。

次回:ダークソードワールド第2回「暗黒の祭壇を手に入れろ

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