「ゴーストハンターRPG02」 2015/2
大正ゴーストハンター「神隠シヲ解決セヨ」
[FARCE] 投稿日時:2015/02/09(月) 21:00
2015年1月のFARCEでのゴーストハンターRPG02のまとめです。
ゴーストハンターたち
「唐草幸三郎」ジャーナリスト/雑誌記者 32歳
娘の幸子を溺愛するお父さん。一応、雑誌社の経営者。
「加賀見桜子」ミスティック/巫女 18歳
女学校での巫女さん。しかし、割と積極的に情報収集に出かけたりと、モガ(モダンガール)っぽいところもあるかもしれない。
「ドク」サイエンティスト・ディテクティブ/発明家 24歳
国籍不明の科学探偵。
<あらすじ>
時は大正12年、PCたちはゴーストハンター 唐草の経営する雑誌社に出入りしながら、妖怪や幽霊といった存在と戦っている。そんな唐草の雑誌社に一枚の封筒が届く。
それは千葉県の八街村という村の開拓会社の社員からのもので、社長の娘さよが神隠しにあったので、なんとか解決して欲しいというものだった。
というわけで、今回はGMの地元「八街(やちまた)」の歴史を調べた過程で知ったオカルト話に絡めたシナリオです。
幸子:「お父さんはお仕事で出張ですか、かわいいボクの作る食事が食べれなくて残念ですね~」
唐草さんは娘の幸子を溺愛、これが現代が舞台だったら、シナリオに関係なく、メールチェックばっかりするレベル。
PCたちはサヨが最終汽車後の汽車に乗り行方不明になったことを聞き、調べていくうちにその汽車に出くわし、乗ってみる事になった。
汽車に乗ると、佐倉―八街間には存在しない駅へ連れて行かれる。(現在の南酒々井駅、ただしセッション後にわかったのですが、南酒々井駅は実際には大正4年頃には既に貨物駅として存在していたようです。ここは、PCを混乱させたようで、地形は同じだが、存在しない駅についたといったほうが良かったかもしれない。このセッションは、終始説明不足な面が後から書いてみると感じますね)
謎の駅には「きさらぎ駅」という駅名が掲げられていた。しかし、そんな駅は存在しない。きさらぎ駅より先へ八街のほうに進んだ先には、入ると出てこれなくなりそうな深い闇に包まれた「やみトンネル」、きさらぎ駅から佐倉のほうに戻ろうとすると、川から人の手がにょろりと無数に伸びている「かたす橋」があり、後にも先にも進めそうにない。(ところで、アグレッシブに恐怖判定に挑戦し、順調にカードを貯めていく唐草さん。途中で発狂しそうでGM的に怖い)
周囲を探索してきさらぎ駅に戻ると、そこには直立二足歩行したタヌキがいた。
たぬき:「あ、ニンゲンだぁ~」
たぬきに人を探していることを話すと、たぬきは情報を教えることと引き換えにお願いをしてくる。
たぬき:「ねぇニンゲン、酒の湧く井戸があるから、酒を汲んできてよ。オイラじゃ背が低いから、井戸に落ちちまう」
たぬきの頼みを引き受けると、新しい道が見つかる。(ゲーム的)
酒の湧く井戸に向かう途中、ちょっと戦闘を盛り込んでみました。なにせ、私はこの日、ルールブックをまともに読まずにGMに臨んだので。データがパーセント表示だからD100判定で、HPとMPがあれば、まあだいたいわかるだろうと。(そもそも、私が一度だけ遊んだゴーストハンターは、なんと戦闘すらなかった。森で判定にして迷ったのが唯一ダイスを振った判定だった)
このゲーム、物理攻撃は相手に回避値がないので必ず当たるんですね。あと、ファンブルチャートが凶悪。唐草さんがこのどうでもいい戦闘で、武器の鉄砲を失う。ラストの戦闘どうしよう?
さて、PCたちが苦労して酒を汲んでくると、たぬきは喜ぶ。
たぬき:「ありがとう、ニンゲン」
たぬき:「おいらたち妖怪は、ニンゲンが生み出したんだ。だからニンゲンが好きだし、ニンゲンの事が知りたいんだよ」
たぬき、喜ぶばかりで肝心なことは言わない。
たぬき:「さよ? うーん 知ってるような 知らねぇような」←ソレ、知らないって言うんだぜ。
たぬき:「まあま、とりあえず一杯」
のらりくらりとはぐらかすたぬきに、PCたちはイライラし始める。
ドク:「こいつ、あの橋のあたりに捨ててこないか?」
話が進まないので、PCたちはたぬきを置いて、他の場所を調べることにする。
たぬき:「ぐぅぐぅ」←酔っぱらって寝てしまった。
たぬきが「すっげぇ悪臭がする」から行くなと言われていた場所に、小さな祠があり奥には、即身仏が収まっていた。即身仏は独り言をずっと言っていたが、どうやら助けてくれるらしい。迎えが来るから駅に行けと言われる。
行方不明のさよは、たぬきが幻術で隠していたのか、駅のすぐ近くの草むらに隠されていた社で気を失っているのが見つかった。
ちょうどそこに、即身仏の言っていた迎えの「汽車」がやってきたので、PC達はそれに乗り込む。そのPC達を巨大化したたぬきが追ってくる。
たぬき:「待て~! ニンゲン!!」
GM:「さあ、巨大化したたぬきが襲ってきましたよ。ここで恐怖判定を」
ALL:「怒りしか覚えんわッ!!!」
*GMからすれば、この神隠しの真実は別にあるのですが、PCからすればたぬきのイタズラにしか思えなかったんでしょうね。
最後の戦闘 唐草さんが武器なしなので、幸運判定に成功したら武器が見つかった事にする。
大甘判定だけど、ダイナマイトが見つかった事に、ぽーんと投げたダイナマイトが爆発して、たぬきが吹き飛ぶ
唐草:「きたねぇ花火だな」
えー 私的には頭に葉っぱ載せたたぬきが「きゅぅ」って目を回してるイメージなんですが。
こうして、元の世界に戻ってきたゴーストハンター達は、行方不明の娘を探しだし、神隠しを解決したのでした。
クトゥルフだと卓が立たないことが多いけど、もしかするとゴーストハンターなら、プレイヤーも喜んで卓についてくれるかもしれない。
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ゴーストハンターたち
「唐草幸三郎」ジャーナリスト/雑誌記者 32歳
娘の幸子を溺愛するお父さん。一応、雑誌社の経営者。
「加賀見桜子」ミスティック/巫女 18歳
女学校での巫女さん。しかし、割と積極的に情報収集に出かけたりと、モガ(モダンガール)っぽいところもあるかもしれない。
「ドク」サイエンティスト・ディテクティブ/発明家 24歳
国籍不明の科学探偵。
<あらすじ>
時は大正12年、PCたちはゴーストハンター 唐草の経営する雑誌社に出入りしながら、妖怪や幽霊といった存在と戦っている。そんな唐草の雑誌社に一枚の封筒が届く。
それは千葉県の八街村という村の開拓会社の社員からのもので、社長の娘さよが神隠しにあったので、なんとか解決して欲しいというものだった。
というわけで、今回はGMの地元「八街(やちまた)」の歴史を調べた過程で知ったオカルト話に絡めたシナリオです。
幸子:「お父さんはお仕事で出張ですか、かわいいボクの作る食事が食べれなくて残念ですね~」
唐草さんは娘の幸子を溺愛、これが現代が舞台だったら、シナリオに関係なく、メールチェックばっかりするレベル。
PCたちはサヨが最終汽車後の汽車に乗り行方不明になったことを聞き、調べていくうちにその汽車に出くわし、乗ってみる事になった。
汽車に乗ると、佐倉―八街間には存在しない駅へ連れて行かれる。(現在の南酒々井駅、ただしセッション後にわかったのですが、南酒々井駅は実際には大正4年頃には既に貨物駅として存在していたようです。ここは、PCを混乱させたようで、地形は同じだが、存在しない駅についたといったほうが良かったかもしれない。このセッションは、終始説明不足な面が後から書いてみると感じますね)
謎の駅には「きさらぎ駅」という駅名が掲げられていた。しかし、そんな駅は存在しない。きさらぎ駅より先へ八街のほうに進んだ先には、入ると出てこれなくなりそうな深い闇に包まれた「やみトンネル」、きさらぎ駅から佐倉のほうに戻ろうとすると、川から人の手がにょろりと無数に伸びている「かたす橋」があり、後にも先にも進めそうにない。(ところで、アグレッシブに恐怖判定に挑戦し、順調にカードを貯めていく唐草さん。途中で発狂しそうでGM的に怖い)
周囲を探索してきさらぎ駅に戻ると、そこには直立二足歩行したタヌキがいた。
たぬき:「あ、ニンゲンだぁ~」
たぬきに人を探していることを話すと、たぬきは情報を教えることと引き換えにお願いをしてくる。
たぬき:「ねぇニンゲン、酒の湧く井戸があるから、酒を汲んできてよ。オイラじゃ背が低いから、井戸に落ちちまう」
たぬきの頼みを引き受けると、新しい道が見つかる。(ゲーム的)
酒の湧く井戸に向かう途中、ちょっと戦闘を盛り込んでみました。なにせ、私はこの日、ルールブックをまともに読まずにGMに臨んだので。データがパーセント表示だからD100判定で、HPとMPがあれば、まあだいたいわかるだろうと。(そもそも、私が一度だけ遊んだゴーストハンターは、なんと戦闘すらなかった。森で判定にして迷ったのが唯一ダイスを振った判定だった)
このゲーム、物理攻撃は相手に回避値がないので必ず当たるんですね。あと、ファンブルチャートが凶悪。唐草さんがこのどうでもいい戦闘で、武器の鉄砲を失う。ラストの戦闘どうしよう?
さて、PCたちが苦労して酒を汲んでくると、たぬきは喜ぶ。
たぬき:「ありがとう、ニンゲン」
たぬき:「おいらたち妖怪は、ニンゲンが生み出したんだ。だからニンゲンが好きだし、ニンゲンの事が知りたいんだよ」
たぬき、喜ぶばかりで肝心なことは言わない。
たぬき:「さよ? うーん 知ってるような 知らねぇような」←ソレ、知らないって言うんだぜ。
たぬき:「まあま、とりあえず一杯」
のらりくらりとはぐらかすたぬきに、PCたちはイライラし始める。
ドク:「こいつ、あの橋のあたりに捨ててこないか?」
話が進まないので、PCたちはたぬきを置いて、他の場所を調べることにする。
たぬき:「ぐぅぐぅ」←酔っぱらって寝てしまった。
たぬきが「すっげぇ悪臭がする」から行くなと言われていた場所に、小さな祠があり奥には、即身仏が収まっていた。即身仏は独り言をずっと言っていたが、どうやら助けてくれるらしい。迎えが来るから駅に行けと言われる。
行方不明のさよは、たぬきが幻術で隠していたのか、駅のすぐ近くの草むらに隠されていた社で気を失っているのが見つかった。
ちょうどそこに、即身仏の言っていた迎えの「汽車」がやってきたので、PC達はそれに乗り込む。そのPC達を巨大化したたぬきが追ってくる。
たぬき:「待て~! ニンゲン!!」
GM:「さあ、巨大化したたぬきが襲ってきましたよ。ここで恐怖判定を」
ALL:「怒りしか覚えんわッ!!!」
*GMからすれば、この神隠しの真実は別にあるのですが、PCからすればたぬきのイタズラにしか思えなかったんでしょうね。
最後の戦闘 唐草さんが武器なしなので、幸運判定に成功したら武器が見つかった事にする。
大甘判定だけど、ダイナマイトが見つかった事に、ぽーんと投げたダイナマイトが爆発して、たぬきが吹き飛ぶ
唐草:「きたねぇ花火だな」
えー 私的には頭に葉っぱ載せたたぬきが「きゅぅ」って目を回してるイメージなんですが。
こうして、元の世界に戻ってきたゴーストハンター達は、行方不明の娘を探しだし、神隠しを解決したのでした。
クトゥルフだと卓が立たないことが多いけど、もしかするとゴーストハンターなら、プレイヤーも喜んで卓についてくれるかもしれない。
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