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「真・女神転生TRPG 覚醒編」

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「女神転生プロジェクト」

投稿日時:2014/03/30(日) 08:33

 3月23日に、個人的に真・女神転生覚醒編のセッションをやってきました。

 1990年代、まもなくやってくる世紀末と滅亡の予言の前に、人々は不安を抱えていた。あるものは、カルト教団の唱える救世主にすがり、あるものは滅亡に背を向け、一時の享楽に身をゆだねていた。これは、そんな時代の話である。(この話はフィクションです)

~キャラクター~
 PCたちは全員、「警視庁特別資料室」に所属しています。

「山田たいほう」
 剛剣15 COMP1 霊括符(命運で取得)

「沢村零」
 ジオ4 魔法操作5 結界4 黒魔術3

「ウトベ・ミカエル」
 回復4 治療4 ザン3 ブフ3 COMP2

NPC
「佐藤」
 生活安全課の女性警官。

「課長」
 PCたちの上司。

「羽柴みのる」
 ガイア教団神奈川支部に追われる子供。

あらすじ
 警視庁特別資料室(死霊課は200Xの組織でした)所属の山田は、任務中に見つけた妖精王国で妖精の女王から妖精王国の宝を取り戻してほしいと頼まれ、ドモボーイから宝を取り戻した。(「警視庁死霊課と妖精王国」)

 不意に山田は目覚めた。そこは見慣れた自分の職場だった。

 山田:「なんだ、夢だったのか」(こんな展開でごめんなさい)
 
 珍しく定時で上がれることになった資料課の三人は、山田の知り合いの佐藤さんに誘われ、新宿カブキ町(おや、名称が少し違うようだ)に繰り出す。
 時代は1990年と設定していますが、一年後の1991年2月のバブル崩壊(今から振り返ると、これこそアンゴルモアの大王だったんじゃないでしょうか?)まで、世の中は景気よくお金が飛ぶ時代でした。ただ、公務員さんのお給料は景気に左右されなかったので、彼らが景気よく飲むなんて時代的にできなかったはずですが・・・

 カブキ町の怪しい人A:「あ、どうも佐藤さん、いつもお世話になってます」
 カブキ町の怪しい人B:「佐藤さん、この間はどうもありがとうございました」

 え?

 飲みが盛り上がった後は、今度は佐藤さんが「ウォーターフロント」に行こうと言い出します。有名な「ジュリアナ東京」(メガテンだとボディコニアンの元ネタ発祥の地)は、実はバブルのはじけた1991年の開業。この当時は、湾岸の倉庫を改装したディスコが流行ってました。(ちなみに、この頃「ナンパ橋」というのがあって、女の子をナンパするのに、若者は列を作って並んだという。


 (´・ω・`):「やあ、すまないね。今回のセッションはこんな感じで、まずは昔について語るところからはじまったんだ」
   |つ旦)_

 カブキ町からウォーターフロントに移動するのに、ドモボーイじゃなくてタクシーを呼ぶ佐藤さん、しかし、その時、

 ドン!

 ウトベに小学生ぐらいの子供がぶつかった。さらにそれを追ってくる謎の女が銃をこちらに向けてくる。

 撃たれるかと思ったが、女の銃は妙に大きな銃身がパカリと開き中からCOMPが飛び出した。銃型COMP「GUMP」だ。(やっとメガテンらしくなってきた。しかし、GUMPって格好良いけどさ、  職務質問的に銃型なのはどーよ? ちなみに、このセッションでは、装備品は「魔化されていて一般人には見えない」事になってます)
 謎の女はサマナーだった。 子供を捕えるためか悪魔を召喚する。(あるいは、魔化された装備を持つPCたちの足止めだったのかも)
 
 悪魔との戦闘に勝利し、子供を保護するPCたち、子供の名前は羽柴みのる。ガイア教団の神奈川支部から母に逃がされて、母に言われた「力になってくれる人」のところに行こうとしていたのだという。

 このあたり、長くてぐどぐどしてるので中略。

 課長からガイア教団神奈川支部を調べるように言われたPCたちは、横浜にある教団支部にやってくる。GM的には潜入捜査を考えていたものの、COMP使いには「ハニービー」があるので、楽勝で情報を収集。(「ハニービー」、虫型の小型カメラを仕込んだスパイアイテム。2014年現在、いまだにこれは実現してないですね)

 ガイア教団にもいろいろあり一枚板の存在ではなく、例えば東京支部は人の欲望「イデア」として集め、より強力な悪魔が支配することのできる世の中を望んでいるらしい。しかし、神奈川支部の支部長ハンニバル=スペンサーは、一度世界を滅ぼして浄化しその後、新たな世界を創造する「破壊と創造」を行おうとしているらしい。
 その「破壊と創造」を行うために、悪魔の転生体である人間を見つけだし、悪魔に覚醒させ、「破壊と創造」を行うのがハンニバルの目的で、そのために行われているのが「女神転生プロジェクト」と呼ばれるものだった。(計画から教義の「破壊」が抜けているとツッコミ受けました。シリーズのタイトルを持ってくるのはいいアイディアと思ったのですが)
 PCたちが、保護した羽柴みのるは、プロジェクトの候補者の中では「破壊神シヴァ」(覚醒編では最強クラスの悪魔)とのことだった。

 その時、PCたちに羽柴みのるが警察を強襲してきた悪魔にさらわれたという。

 みのるは、神奈川支部とは別の場所にさらわれたらしい、彼が破壊神として覚醒しないように、居場所を知るためにPCたちは神奈川支部に突入する。

支部に居る幹部との戦闘。
 登場させたのは、幹部としてL20のウラベデータサマナー、カクエン、あかマント、リャナンシーです。
 得手不得手をばらけさせているので、全体攻撃に強いですが、反面、サマナーが弱点を調べて弱点を突かれると脆い編成でした。
 しかし・・・・
 まともにカウントしてませんが、10ターン超えてますね。

 ・サマナーがアナライズをしない。(とういうか失敗したんだっけ?)
 ・悪魔の信頼度をあげてないからいうことを聞かない。
 ・山田がMPをあげてなかったので、特技を放てず、ダメージディーラーが沢村だけだった。(リャナンシーのメディアで完全回復してしまう。実際には、無駄に戦闘が長引くので使えませんでした)

 200Xは、「桜丘セッション」というのを長くやっていて、PCの戦術に煮え湯を飲まされましたが、今思うと、あのセッションってすごかったんだな。

 本来ならこの後、ハンニバル=スペンサーとのラスボス戦があったのですが、この戦闘以上にグドグドになりそうなので、ここでセッションを終了しました。
 キャラメイクしなおさないと、敵の弱点を突いて大ダメージで敵を倒していく快感が得られないだろうし、それこそがメガテンのGMをしたかった理由なので。やっぱり、200xのほうがやりやすいなぁ。
 このあと、先にアップしたメタリックガーディアンお試しセッション「ストレイキャットは戦場でむせる」を遊びましたが、サンプルキャラでサクッと遊んだだけなのに、かなり楽しかったです。TRPGのシステムがより遊びやすく変化してるんだなというのを感じました。

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「警視庁死霊課と妖精王国」

投稿日時:2014/03/12(水) 22:07

 2月23日のグダグダな真女神転生覚醒編のセッション。

 早々に黒歴史に放り込むつもりだったものの、先日、「この間のメガテンの続き・・・」という声が聞こえたので(空耳か聞き間違いの可能性大)、一応、何があったか備忘録程度にまとめておこうと思います。

 べ、別に続きをやろうとか思ってるわけじゃないんだからね!!

「キャラクター」

「山田タイホウ」
 剛剣14 COMP1
 警視庁死霊課所属のデビルバスター
 この名前を聞いたとき、GMは用意していたシナリオを使うのをやめようと決意したらしい。

「ウトベ・ミカエル」
 回復4 治療3 ザン2 ブフ2 強化3 COMP1 
 警視庁死霊課所属のデビルバスター 造魔ということになっているけれども、なんのメリットもないので、ほぼ有名無実化している。

あらすじ
 西暦199X年、警視庁死霊課に所属するデビルバスターの山田とウトベに、戦時中に作られた秘密の地下鉄の路線に悪魔が出没するので、状況を確認してくるように命令が下る。
 地下鉄をうろつくグールを退治していると、前方から

???「タスケテクレー」

 とドワーフが逃げてきた。さらに、それを追って謎のアーミーが追いかけてくる。(自衛隊っぽい? でも、謎のアーミー)

 ・・・このシナリオ、適当にその日にでっち上げたので、クトゥルフ2010収録の「奇妙な共闘」をやろうと思ってました。しかし、シナリオ本編はうろ覚えだし、この謎のアーミーとの遭遇がかなりグダグダすることに・・・・

 紆余曲折の末(便利過ぎる言葉)、ドワーフの故郷である妖精王国に、PC二人は向かうことになります。

山田:「だって、このままだと東京大破壊が起きるんでしょ?」
*良いプレイヤーは、シナリオの先読みをせず、GMのシナリオに乗ってください。ZAP!ZAP!ZAP!(←自分のぐだぐだGMっぷりは棚上げである)

 妖精王国にやってきた二人は、妖精の女王からドモボーイが奪った「王国の宝」を取り戻してほしいと言われます。

 で、ドモボーイを倒して「王国の宝」を取り戻した二人。(身も蓋もない展開)

 デビルバスターの二人の向かうのは、はたしてどこだ?(というか、これの続きをやるのかよ・・・・)

今後の展開

「東京大破壊後」
 妖精王国は時間の流れが違うので、君らが王国に居る間に、トールマンが核ミサイル撃って、世界は滅んだよ。(>ω・)b
 *ある意味、PCたちが望んでた展開。

「謎のアーミー」
 本来のシナリオ。(というか、内容は今から再調整することになるけど)

「メタリックガーディアンの世界へGO」
 妖精王国は時間の流れが違うので、元の世界に戻ると、そこは「機甲歴」の世界だったよ( ・ω・)b
 2/23は実際、こんな会話をしてました。
 でも、どうせなら、仕切りなおしてメタリックガーディアンはメタリックガーディアンで遊べばいいし。

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真女神転生・覚醒編だらだらセッション

投稿日時:2014/02/23(日) 20:37

 2月のFARCE定例会が雪で中止になったため、個人的に声をかけてセッションを開きました。
 ゲームは、真女神転生覚醒編です。

 しかし、今日は日が悪かったのか、集まった参加者は2名。
 どうにもキャラクターメイキングに時間がかかってしまい、ゲームを始める準備が完了したのが、午後の三時。挙句の果てには、「メタリックガーディアンがやりたい」等と、自分がぶれてしまったので、用意していたシナリオではなく、だらだらと適当なメガテンをやって終わりました。
 どうも、タイミングが悪い日は駄目なものだなと思いました。

 ちなみに、雑談だけはやたら盛り上がって、グランクレストがどうだかとか、メタリックガーディアンがとか、トーキョーNOVAがなどと華が咲いたので、次回はブレずに個人的なセッションを開催しようと思います。

 有力なのはメタリックガーディアンですかね。会場押さえてくれる人の好みに多少合わせないといけない都合もあるので。(でも、それから行くと、たぶん、SW2.0な気もしなくもないが)

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「魔界の扉」真女神転生リプレイを読んだ

[文庫リプレイ] 投稿日時:2014/02/10(月) 08:42

 古本屋で安く売っていたので買って読んでみました。

 発行は1995年、今の読み物として通じるリプレイと比べると、ちょっと読みづらいです。(当事者がぎゃあぎゃあ騒いでいて、読者に対する説明が全くない。これもリプレイ本の進化というものでしょうか)

 内容は、オカルト雑誌「ブー」の編集者たちが、取材先で悪魔にかかわる事件に巻き込まれる、というか首を突っ込んでいくというもの。
 覚醒というメガテンのツボを押さえて第二話が私は好きですね。

 ひさびさに、メガテン覚醒編のGMがしてきたくなってきました。
 

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「T市カミカクシ事件」

投稿日時:2013/02/10(日) 09:25

 メガテン200Xが発売されて以来、ずっとお蔵入りだった覚醒編が無性にやりたくなり、GMしてみました。


今回参加のキャラクター

T市学園に通う普通の高校生たち

「神凪とう麻(かんなぎとうま)」*とう麻のとうの字は、橙の文字の木へんが火の字です。管理者のPCはワードが入ってないので、  変換で出てきませんでした。
技能 剛剣

「神代朱雀」
技能 神通力

「高原清司」
技能 中国武術


山田探偵事務所のデビルバスター見習いたち
「澤村氷(さわむらひょう)」
技能 魔界魔法(ブフ ディア)

「山田太郎(やまだたろう)」
技能 シューティング コンピュータ

あらすじ
 2013年、T市にある山田探偵事務所の所長に、デビルバスター見習いの魔界魔法使い「澤村氷」は呼び出される。山田所長が言うには、西川建設のひとり娘「西川照子」が、「カミカクシ」にあったというのだ。その照子を探してくるようにと澤村は命じられる。

                             カミカクシにあった「西川照子」さん↓


 澤村が山田所長に呼び出される数日前、T市学園の西川照子の同級生「神凪とう麻」「高原清司」「神代朱雀」は、授業中に白昼夢を見る。その夢の中で三人は、白装束のまるで日本神話の登場人物たちのような格好で、巫女の姿をした「西川照子」そっくりの人物を守りながら、何か(悪魔たち)と戦っていた。その夢は、巫女に悪魔が襲い掛かったところを、とう麻が身を挺してかばおうとしたところで終わる。
 その翌日、西川照子は学校に登校してこなかった。生徒の噂では照子「カミカクシ」にあったと噂される。
 
   「カミカクシはアクマの仕業だ」とつぶやく同級生の黒瓜を締め上げ(?)、神凪たちは、照子がさらわれたらしい現場にやってくる。ちょうど、そこには澤村たちも来ていた。お互いに警戒しながら距離を置く両者、そこに女性の悲鳴が上がる。

 悲鳴を上げたのは、アクマにさらわれ様としている若い女性だった。アクマ達は紫色に輝くゲートの向こうに飛び込んでいく。ためらうものも居たが、全員ゲートの中へ。その先には、20年ほど前に廃院になったとある病院が当時のままで存在していた。

 異界の中でぽつりと存在する病院。調べていくと、そこの院長が人を甦らせようとして、魔術を行った結果、異界に放り込まれたらしい場所だとわかる。異界病院を徘徊するアクマと戦ったり、アクマから逃げていた女性看護士を助けたり、アクマ化した医者と戦ううちに、PCたちの何人かは、前世でのアクマとの戦いの記憶を思い出していく、特に神凪は、覚醒の中で戦国時代のような時代に、やはり照子の元で戦っていた記憶を思い出す。どうやら、神凪と照子の縁は、連綿と連なっているらしい。

 異界病院の最深部で、照子は人間を復活させる儀式の生贄として、マグネタイトを吸収されようとしていた。院長が復活させようとしていたのは、途中で助けた看護士だった。院長をだまして魔術の知識を与えていたカミカクシ事件の元凶のアクマ・ビルヴィス(業魔伝 P30)も交えたラストバトルに勝利し、PCたちは事件を解決し、日常世界に戻ってきた。

*1
 T市学園の校舎屋上は生徒たちの間で「地獄」と呼ばれている。「地獄」では、生徒たちが揉め事を「決闘」によって解決している。

感想
 ひさびさの五人プレイヤーで、PC管理が大変だったです。(ここ数年、GMの時のプレイヤー数は、せいぜい、3人程度)

獲得CP:125CP
獲得EXP:
  悪魔分:318→PC一人当たり 64(五人割、端数は切り上げました)
  シナリオクリア分:一人当たり100
  ひとりあたり合計:164

現在経験点:364点(6レベル) *途中参加や、今後、参加できなかった場合は、管理が面倒なので、現在経験点にあわせてください。  

獲得報酬:ひとり60万円

*覚醒イベントは覚醒編の最大のポイントとばかりに、覚醒イベントを連発しましたが、やはりゲーム中のデータ書き換えだと不具合もあると思うので、次回までに変更は可能とします。

*ラスボスは、悪意を持っていて、その分、経験点に加算されますが、今回は悪意を使わなかったので、その分の加算はしません。(ちゃんとレベルアップしてるし、悪意分を加算しても2レベルアップはしないので)

NPC
「西川照子(にしかわてるこ)」*ゲーム中は「照子(しょうこ)」といっていたかも知れませんが、「てるこ」にします。
 西川建設のひとり娘。神話の時代、戦国時代、それぞれに神凪とう麻と関係があった模様。

「黒瓜」
 照子が行方不明になった「カミカクシ」を「アクマの仕業だ」と意味深につぶやいた同級生。照子とは中学の時も一緒で、自宅にプリントを届けたり、たまに一緒に帰っていたらしい。

「山田」
 山田探偵事務所所長。「山田デビル」という異名があるらしいが、どういう意味なのかは不明。「カミカクシ事件の解決とか、俺たちも慈善事業じゃないんだしさあ」とかなり不真面目な様子。

「レイコ」
 山田探偵事務所の事務員。不真面目な所長に、容赦なく「回転蹴り」を食らわす。

「オオツキ先生」
 異界でプラズマを研究しているプラズマ研究家。

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