大きくする 標準 小さくする

「クトゥルフ神話TRPG」 2016/12

rss

「異界列車」クトゥルフ2015

[FARCE] 投稿日時:2016/12/06(火) 21:35

 2016年10月のFARCE定例会でのセッションです。

<シナリオ導入>
『探索者のみなさんは、今、特急列車に乗っています。その電車は夜刀浦という街に向かっています。
まもなく、終点の夜刀浦に到着です。ちょうど、車内アナウンスが流れてきました。
「いあ!いあ! くふあやく ぶるぐとむ あい!あい!」』

 今回のセッションは、過去のセッションでの探索者を再び使ってもらってます。(ほとんどの人はリビルドになっていますが。でも、同じ探索者を続けて使うのが、クトゥルフ神話TRPGの醍醐味でもあると思います)

<探索者たち>
「月森・終(つきもり・おわり」 36歳 宗教家(神主)
・参加セッション「大いなる遺産
 神主という立場から、地元の人間に顔の利くちょっとした名士。以前のセッションである大いなる遺産ではラストでSANチェックに失敗「全裸で絶叫」というレジェンドを打ち立てた。阿住屋敷組一号

「佐々木小次郎」 20歳 男 プロ格闘家
・参加セッション「大いなる遺産
 阿住屋敷組二号

「大塚・ヴァンデッタ・猫子」(19歳 女)
・参加セッション「クトゥルフ2010のGMしてきました
主なスキル:料理、レスリング、信用、聞き耳
フランス人ハーフの料理人

「黒塚・由貴」(26歳 男)
・参加セッション「クトゥルフ2010のGMしてきました
主なスキル:精神分析、目星、芸術:絵画
メンタルセラピスト 調査の都合上、芸術:絵画があったほうがいいですねぇと言ったものの、精神分析できるこの人がとってるのを完全に見逃してるのは、GMがバカだからである。 

「松村・富雄」(36歳 男)
 大学教授

「中川貴一」(28歳 男)
考古学研究家。

<NPC>
「阿住未魚子」
・登場セッション「大いなる遺産」


<あらすじ>
 不気味なアナウンスに、どうしていいかわからない探索者たち。
 一人の中年男性が、車掌に今のはなんなのか聞くために、最後尾にいるはずの車掌室に向かった。
 そして、悲鳴が上がった。
 悲鳴に動揺する探索者を尻目に、日本刀とショットガンを手に車掌室に向かう阿住屋敷組の二名。(月森終と佐々木小次郎)
 最後尾車両にいたのはムーンビースト、実のところ、探索者を前方車両に向かわせるために配置したので、なぜ、ここにいたのかは不明な存在。

 さてムーンビーストだけど、日本刀とショットガンには勝てなかったよ。

 銃刀を使えるレギュはアーカム1920、使えないレギュは日本と舞台をわけて差別化したほうがよいですね。なお、最後尾車両の運転席からでは、非常停止の操作を受け付けてくれないので、仕方なしに前方車両に向かうことに。
 ここで探索者同士の自己紹介。その他に、この車両には、ニコニコ笑う小柄な老人が一人いた。
 「じっとしていればいい」という老人を説得し(彼は足が悪いので探索者がおぶっていくことに)、前方車両へ進む。

 「本日は当列車をご利用頂き・・・」次の車両は、普通に田園を走っていて、何事もないように思えた。
 しかし、窓の外はよく見ると、とても高い光る天井の地底世界で、田園にいる家畜もよく見れば、どことなく人間を思わせる不快な生物であった。
 探索者は、誰にもわからなかったが、ここは穢れた地底世界クンヤンである。
 探索者が、リアルであまり電車を利用しないため注意を払われなかったが、実はこの車両に入って最初に見た電光案内版も、ずっと見ていれば「NEXTクンヤン」という表示がでるようになっていた。
注 今回は探索者が注意を払わなかったものは、意図的に説明しませんでした。あえて調べなければわからない方向で探索者の混乱を狙ってみました。

 探索者たちは次の車両に移動する。
 今度は、窓の外は真っ暗で、探索者が車両に入る寸前、小柄な人間が逃げ去る気配があった。あとを追おうとすると、「誰かいるの?」という声がして、トイレに隠れていた女性が現れる。
 彼女は阿住未魚子。大いなる遺産に登場した阿住家の生き残りである。彼女も、現在の状況を理解できず、過去の事件のトラウマからか、以後、月森と一緒に行動する。

 探索者はさらに前方車両へ。途中、海底神殿の見える海中が窓から見えたり、輝く星々が窓から見えた。どうやら、この列車。異空間を走っているらしい。
 そしてついに、探索者は先頭車両に到達する。だが、先頭車両の運転席には誰もおらず、列車の操作方法もわからない。
 その時、探索者たちと一緒に行動していた老人が口を開いた。

「だから言ったでしょう。じっとしていればいいと」

 老人が言う。彼はトーチョトーチョ人。アラオザルへの帰還のため、人間の乗り物をちょっと改造したという。
 探索者たちは見ていて面白かったので、アラオザルへの帰還後、ペットとして飼っても良いという。
 ペットになることを断る探索者たち、ムーンビーストにだって勝てる探索者が、トーチョトーチョ人のじじいに負けるわけもなく、探索者は戦闘に勝利する。
 もっとも、魔改造された列車の操作方法など、誰にもわかるはずもなく、探索者たちを乗せた列車は、未知の荒野に不時着するのだった。(シナリオ分岐、五つの神殿に続く)

『シナリオ裏話』
 最初にクトゥルフ2015のシナリオグラムでシナリオを作ろうとしたところ、未知の領域の探索という結果になった挙げ句、現代日本の探索者がそこに行く理由が思い付かなくて、逆に未知の領域に行く過程をシナリオにしてみました。
 万が一、鉄道オタク(に技能を振った)探索者がいた場合は、魔改造列車の操作方法がわかってしまい、帰還するエンドもあり得ました。
 シナリオ上に、いわゆるハッピーエンドに至る道筋はなく、宇宙的恐怖の前には人間のすることなとさして意味はないという視点でシナリオを作成しており、こういうシナリオは批判が多いかもしれません。

にほんブログ村
*ランキング参加中です
 

<< 2016年12月  >>

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31