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「ウォーハンマーRPG」 2018/8/14

「戦争は終わった」

投稿日時:2018/08/14(火) 18:28

 2018年6月24日のTRPGBOX

 今回は今年1月に行った「縄で縛られて」の続きのつもりだったものの、プレイヤーは一人を除いて全員新しいプレーヤーで、前回参加の一人もキャラを変えての参加なので、完全な新規プレイになりました。
 まあ、どの道、前回のセッションで良い事なんてなかったんだけどね。

<キャラクター>
・「オルザド」ドワーフ 流れ者
・「アメンデル」エルフ 盗賊
・「ディーター」人間 扇動家
・「マグナス」人間 漁師
 ウロボロスのマグナス。皇帝の血を引いているとかなんとか、GMのセッションメモにはそういう記述がある。(真偽不明、自分でも読めない字で書いてある)
 
<NPC>
・「ゲルハルト」人間 野営追行者
 傭兵部隊「流血戦闘団」の兵站を担う野営追行者。ミドンヘイム包囲戦で流血戦闘団が全滅したのをいいことに、補給品をがめた。

・「アレイン」エルフ 女
 難民の娘をさらうPCたち(ただし成功したのは一人のみ)に、「破廉恥な男どもめ」と乗り込んできたエルフ。彼女自身、故郷の森を焼かれて住むところを失ったキスバンド戦士でもある。

・「姫」女
 マグナスに声を掛けてきた日光が嫌いな姫。

<あらすじ>
 混沌の嵐において、ミドンヘイムは敵に囲まれ籠城戦を余儀なくされた。都市の住人は生き残るため、誰もかれもが防衛部隊に組み込まれた。
 その苦しい戦いを生き延びたPCたちは、ゲルハルトにただ飯を食わせてもらって、その日暮らしをしていた。しかし、ある日のこと、ゲルハルトはPCたちに向かってこう言った。

ゲルハルト:「このまま、日々、ダラダラ過ごしてもじり貧だ。商売でも始めようかと思う。お前ら、難民キャンプにに行って、腹をすかせた娘っ子を何人か、連れてきな」

 この日のために、ゲルハルトはPCたちにタダ飯(マズい行軍用保存食)を食わせていたのだが、恩義という言葉を知らないPCたちは、全く動こうとしなかった。(笑)
 ゲルハルトがガメた食料が減っていく事を説明すると、ようやくしぶしぶとPCたちは重い腰を上げた。ダメだこいつら・・・・

 街に散らばるPCたち、ディーターはシグマー教団の魔狩人が混沌の火あぶりをしている場面に出くわす。それを見ていたウルリック教の司祭が眉をひそめるのに同調し、信頼を得る。(ウルリック教団との初歩のコネクションを得る)
 アメンデルは、薬売りのおばあさんからカラフルな色の薬(毒にも薬にもならないペテン水、人体に有害でないだけマシ)を購入。ついでに、かなり綺麗な娘を連れ帰ることに成功する。
 マグナスは、日当たりのよくない場所で道を馬車にふさがれ、中から降りてきた「姫」に忠誠を誓わされる。(逃げたらほぼ即死、前回の蜘蛛といい相変わず選択権のないシナリオである)
 オルザドは・・・・何してたっけ?(確か、イベントが空ぶって、特に何もなかった)

 アメンデルがイベント表で一番美しい娘(容貌の特徴を振っていない。今回のイベント表では出会う娘はほとんどふたつも特徴を持っている)を連れ帰ったものの、それ以上の美人の「姫」を連れ帰ったマグナスに注目が集まる。
 かつ、この姫様、自らの名前を「カタリーナ」とすら名乗るので、さらにPC達に動揺が走った。(カタリーナという名前は、ミドンヘイムの領主「選帝候トッドブリンガー伯爵」の娘と同じ名前。伯爵は次期皇帝の座を狙っており、カタリーナはミドンヘイム住民に「皇女」と呼ばれている)

 カタリーナ姫の衝撃がすごすぎて、翌日、エルフのキスバンド戦士アレインがアメンデルがさらった娘を取り戻しに来るが、存在を忘れられたかのごとく、なんのトラブルもなく連れ帰っていった。
 このアレインが、街中で絡まれている場面がありオルザドが鉢合わせるが、「エルフとドワーフの中は悪い」というロールプレイをきっちりとやってくれ、そのまま放置されかける。主にGMの目覚めが悪くなりそうなので、PC達を助太刀のために強引に登場させるが、このパーティー戦闘力ないですね。チンピラから装備巻き上げさせるつもりだったのに、逆に返り討ちになりかけました。油断禁物(GMが)

 その後、「姫」の力で、ゲルハルトのぼろ屋よりはマシな「売春宿」をPC達は乗っとる。怪しげな宝石「デーモンの目」がその売春宿にはあったが、猫に小判状態でセッション終了。マグナスの頭の中では、この際「姫」を利用してミドンヘイムを乗っ取るとか、そういうことまで計画が進んでいる模様。(真偽不明)

<反省>
 初期作成は、どんなキャラになるかわからないので、善人路線でも悪人路線でもいけるようにシナリオを作ったものの、プレーヤーが何をしていいかわからず混乱もあった様子。(特に後半、「姫」の力でごり押しできるので、PCが自分で何もしなくていいのでセッションがダレました)
 あと、ディーターのプレーヤーさんから「続けるの?」と言われ、自分でも続けるつもりで始めたものの、どこに向かうか考えてなかったことに気が付き、少し冷静になりました。
 ウォーハンマーは、キャリアが豊富で魅力的ですが、どういう物語を作っていくかはきちんと考えていかないとだめですね。

→次の話「護衛の仕事だけのはずなのに
 
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