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「真・女神転生TRPG 覚醒編」 2016/6

「メシア教徒の少年がフォールーンムーンプロジェクトを探るようです」

投稿日時:2016/06/18(土) 21:40

 今回のTRPGBOXは、高レベル(40レベル)のメガテン覚醒編です。

<キャラクター>
「御影ルイ」コンピュータ8 剛剣34 タオ1
 元クズノハのサマナー かつて異界に赴いた際、パートナーである巫女を失いメシア教会に転向した。

「高原清司」中国武術
 セイテンタイセイの転生体。ガイア教団の一員。「T市カミカクシ事件」以来の登場。

「星影雲母(ほしかげきらら)」魔界魔法
 分身によって7人に分かれるアイドル(グループ)で、セイリュウの転生体。江戸城にいる「おひいさま」より指令を受ける。

 


<あらすじ>
 フォールーンムーンプロジェクト、それは異界よりやってくる神を撃退するためのメシア・ガイア・ニュートラルの垣根を越えて協力するプロジェクト。
 しかし、メシア教会の重要人物トールマンが暗殺され、ゴトウ陸将がクーデターを起こし、プロジェクトはご破算になろうとしていた。
 プロジェクトを終了するための種子島での成果発表会を前に、三人はそれぞれの勢力から、秘密指令を受ける。

 「御影ルイ」への秘密指令は、トールマンの後任のメシア教会日本支部長「枢機卿」の護衛と他勢力の排除。フォールーンムーンプロジェクトの成果であるロケットに打ち上げ前に、USBを制御室に差し込むこと。
 その任務を受けたルイは枢機卿を守るため(と称し)にメシア教会特別教導団からパワードスーツ部隊「神の戦車メルカバー」を編成しようとか、無茶な護衛計画を立案する。(即時却下)
 
メシア教会特別教導団パワードスーツ「神の戦車メルカバー」(妄想図)


 セッションは、GM に何を調べたいかメモを渡して、それに答えて貰う形で進行。みんな、それぞれ何をしてるんだろうか?
 ルイは、面向きはメシア教会系の孤児院に赴き子供の相手をしながら、USB の中身を調べてました。

 そこで分かったのは、フォールーンムーンプロジェクトは、メギドファイアーをロケットに載せて、月にいる外世界の神を攻撃するプロジェクトで、メシア教会はこの計画を乗っ取り、USBに仕込んだプログラムで目標を変更しようとしていた。
 私のキャラは、元はクズノハに所属していたけど、パートナーの巫女を失ったことで、ロウに転向したキャラ。メシア教会の計画ならと、それを実行するかと思ったものの、自分で作った孤児院のシーンで子供と触れあったことで、果たして彼らを犠牲にしていいものかと思い悩む。

 結局、どうしていいかわからず、枢機卿に葛藤を打ち明けたところ、子供は守り導くものと言われて、計画を止めることにしました。
 ガイア教団も何か企んでいるので、とりあえず計画は阻止しようと、高原君を呼び出して襲撃。(一応、協調路線を見せてたのに、ひどい奴です)
 川原の激闘の末、今回の件に関しては、お互いに協力することに。
 最後の一人にも声をかけるものの、中立勢力のはずなのに、何故か目的を明かさない謎な態度を取られる。
 ちなみに、高原君は順調にゴトウ陸将の代理人ゆり子と親睦を深めてました。

 そして、いよいよプロジェクトの成果発表会の当日。
 プロジェクトの実質中止に反対する研究者が反乱を起こす。彼は、本来発射されるはずのないロケットを発射しようと、直接、ロケット発射場からロケットの発射カウントダウンを開始した。
 ロケットの発射中止のために、発射場に向かうが、その隙を突いて別の人物が、三勢力の代表を暗殺する。

 暗殺を行ったのは、ケルベロスを連れた鎧武者のデビルサマナー。枢機卿は助からなそうなので放置し(ここ悪魔合体イベントだったらしい)、ルイは暗殺者のあとを追う。
 暗殺者に追いついたルイは、暗殺者に質問した。

ルイ:「何故、殺した?」
鎧武者:「家族を悪魔に殺されたから、悪魔は滅ぼさなければいけない」

 そう告げる鎧武者の言葉に、ルイは何も答えられず、彼が去るのを黙って見ていることしか出来なかった。(あとで、GMに聞いたら「悪魔は滅ぼさなければいけない」だったそうです。脳のねつ造記憶って怖いですね)
 ちなみに、高原君はひん死のゆり子を救うため、ここでゆり子との悪魔合体を行う。そして悪魔合体の精神判定で競り負け、ゆり子に吸収されました。(しかし、このセッション中は高原清司として行動) 

 ミサイル発射阻止のため発射場へ。その発射場への道は、急成長した竹が繁っていた。その竹やぶから、ひとりの老人が現れる。竹とりの翁だ。
 彼は、フォールーンムーンプロジェクトの研究メンバーで、かつ転生体だった。かぐや姫を取り戻すため、メギドファイアを積んだロケットを月に向けて発射し、月世界に戦争を仕掛けようとしていた。
 翁は、周囲の竹を引き抜くと、次々に投げつけてくる。
 この竹は、貫通効果を持つグングニル相当の槍で投擲術で六本飛んできた。たちまち、PC から悲鳴が上がる。
 私は、防御技と命運のダメージ無効を使えばしのぎきれるなと思っていたものの、分身した高原君に全部命中で、ちょっと肩透かしを食らいました。(目標数多いしね)
 PC たちの反撃で竹とりの翁は、2ターン目を待つことなく倒れました。

*ルイの駒は前列右端の黒白髪の少年。他は別PCたちの分身。これだけ多けりゃ、そりゃ被害も大きいでしょう。(分身の受けるダメージは、本体のHPを減らすので)

 こうして、フォールーンムーンプロジェクトを巡る出来事は終了。
 とりあえず、世界は今まで通りに。クズノハからメシア教徒に転向して、信念がぐらついているルイの元に、新枢機卿として孤児院にいたシスター(ジャンヌダルク転生体)が選ばれて、ルイエンディング。

 勢力違うPC 同士でのセッションって、緊張感あっていいですね。高原君に一撃当ててみたかった。

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