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「ソードワールド2.0」

「ラーリス司祭はフリーダムに生きる」

投稿日時:2019/07/07(日) 12:43

 2019年6月23日のTRPGBOX

 今回は、下記のレギュレーションでのセッションでした。

<レギュレーション>
・成長回数 39回
・追加経験点53,000点
・所持金100,000G
・名誉点1,000点
・サプリ オールフリー(バルバロスですが、上司が人族&人族領への潜入工作員なので、人族側の技術も使用可)
上限 9Lv 

<キャラクター>
「暗黒司祭」ワーラット
・デーモンルーラー9 フェンサー4 プリースト(ラーリス)7 コンジャラー5 スカウト5 セージ5
 名前を名乗らず、ただ暗黒司祭とのみ語るラーリス神官。ラーリス神官と名乗りながら、実際にはデーモンルーラーだし、人前に出るときはスカウトで変装してからディズガイズをかける。おまけにそもそもワーラットという、なんだかプレーヤー自身も本当の姿がよくわからなくなってくる。(さらに、普段は新米冒険者パーティーにミックという人間のフェンサーとして紛れ込んだりしている)
 ちなみに、今回は旅の商人ダディスと名乗っていた。

「キャサリン」ラミア
・グラップラー7 スカウト7 マギティック6 エンハンサー7 アルケミスト6 セージ4 バード2
 ラミアの密偵。

<NPC>
「ムッス」人族 セージ15?
 30代の人族。人族でありながら、バルバロス達に命令する立場にまで上り詰めた。

「カルロッタ」
 腕利きの女傭兵。明朗快活でポジティブ、まるで妖精のような容姿と、普通ならヒロイン枠だが、魔神の苗床にされて半分、存在を忘れられる。

「メア」
 村はずれに住む大崩壊以前から生きるナイトメア。

<あらすじ>
 テラスティア大陸のどこか(ビオ地方とか個人的には妄想)、大空を往くドラゴンフォートレスに、二人のバルバロスが呼び出される
 デーモンルーラーの衣装を纏った暗黒司祭を名乗る男と、ラミアの密偵キャサリンである。
 呼び出したのは、知識奴隷の出身ながら、名誉蛮族の地位にまで登ったムッスという人族の男だ。
 たとえ名誉蛮族だろうと人族に命令される事に反発する暗黒司祭は、バチバチと対抗心の火花を散らす。(ムッスはセージが高く、精神抵抗を抜けなさそうな事と、護衛も実は魔動機械の番兵らしいので、手は出さなかった)

 ムッスによると、とある村に重大な秘密があるので探るという、なんとも曖昧な命令が出される。
 その村の近くで、魔動機文明の遺跡調査(ムッスはその調査団の一員でもある)をしているので、そこに関わりがあるらしい。(ただし、はっきりとは言われなかった)

 早速、旅の商人に化けて、村に潜入する暗黒司祭とキャサリン。ちなみに、暗黒司祭は、普段は「人間の冒険者ミック」として、街に潜り込んでいた。
 暗黒司祭は、手始めに人を一人殺しクリエイトアンデットでゾンビ化。で、そのゾンビに襲われるフリをして、さらに通りかかりの女戦士カルロッタに助けて貰い、これをデーモンシードで魔神の苗床にする。エグいくらいやりたい放題である。
 そんな道中を経て村に到着。この村、大崩壊で逃げた人々の隠れ里だったらしく、斜面の中腹にある不便な村だった。家も斜面に穴を掘って暮らすという原始的なスタイル。
 しかし、調査を進める内に、村人がスカイバイクらしきものを乗りこなしたり、現在の文明レベルに相応しくない魔動機文明の恩恵を受けている事が判明する。(なお、調査は1ターン一ヶ月で進むため、女戦士カルロッタがだんだん苗床進行していった。最初はでれでれしてたのに、最後はうつろな瞳に)
 
  正直な所、情報収集は村長あたりを魔神の苗床にしてしまえば、それで事足りるのだが、一応、村人に高レベルの存在が紛れ込んでいないか、慎重にチェックする。案の定、村外れにナイトメアの女性メアが住んでおり、村最大の驚異と考えて、レベルの見極め(精神抵抗破れるか)に入る。
 その頃、キャサリンは暗黒司祭の正体が、薄汚いネズミ(ワーラット)であることをムッスにチクり、遺跡に眠るのがコアと制御キーのない墜落した魔動戦艦であることを話し、さらに、村には魔動戦艦を超えるものがあるという。(ちなみに、この会話、キャサリンから渡されたアイテムの力で、暗黒司祭もきっちり聞いていた)

 探すべきものの形が見えてきたが、暗黒司祭、ここでメアをダークナイトに落とそうと、全く今回の潜入任務と関係無いことを画策し始める。(何やってんだよ)
 何回かの接触の内(ル=ロウドの教えに偽装したラーリスの教えとか)に、メアが実はメティシエ信仰者であるという告白を受ける。
 そして、棚からぼた餅のように、村人が大切にしている神像がたくさんある場所を教えられ、そこで村娘Aを捕獲。神像に偽装した魔動機械が動きだして襲ってきたので、(ほぼキャサリンが)返り討ちにする。(苗床にした女戦士から呼び出した魔神は、あまり強くなかった。何のために苗床にされたんだ、かわいそうに)

 これで全て完了と(実は全く完了してない気も)、暗黒司祭は魔神軍団の幻像を呼び出し、村を制圧。
 魔神に村長の相手をさせつつ、姿隠しのマントで村長の背後に忍びより、村から連れ出す。
 そして、デーモンシードで苗床化。(さっさとやれば良かったのに)
 村長からの話によると、この村は、落ちた魔動戦艦の生き残りの村。村娘Aは彼らの先祖の王族の子孫との事だった。
 なんか重要アイテムらしい「玉璽」を手にいれたので、これをキャサリンに持たせ、ついでにデーモンシードを口止め料として大量に渡し(デーモンルーラーでなくても譲渡し使う事ができる)、自分は村娘Aを密かに連れ帰り(意味あるのか?)、この話は終わる。

感想
 やりたいことをやるラーリスの神官という事で、本当にやりたい放題にやり(途中、やることが思いつかない場面があったくらい)、面白かった。
 ただ、ここまでやると、悪プレイはもういいかな。(私は悪人よりか、覇道プレイがしたい)

 あと、読み返すとさっさと村長を苗床にして情報を聞き出し、後半はムッスと大いなる遺産を巡って内輪の争いを始める事も出来たのに、目先の行動で可能性を潰したのは、ちょっと残念だったかも。(しかし、ネタでムッスがドラゴンフォートレスと合体とか、馬鹿な話があがってたので、やらなくて正解だったかも知れない。暗黒司祭、所詮は小者ですね)

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