TRPGBOX

　2016年11月6日のFARCEでのセッションです。

　竜士補シャルロット・ユーリンズドーテルは、自室に戻り目を疑った。
　同じ部屋のスコードロン隊長レベッカのベットの上に、自分の下着と他にも大量の女性用の下着が転がっていたからだ。

＜キャラクター＞
「レベッカ・ルーク」エクスタリア人　大騎士　18歳　女
　エクスタリアの名門ルーク家の娘。父アルカードに「女は騎士になれない」といわれたことに反発しドラゴンアームズ乗りになった。

「シャルロット・ユーリンズドーテル」アルトクラン人　魔導士　16歳　女
　弟がいるが改造されそうなので戦っているアルトクランの魔導士。

「岩波忍」カレドア人　天剣士　12歳　男
　剣の道しか知らないカレドア人のハイランダー

＜NPC＞
「ヒューゴ・メルビル百竜長」
　PCたちの直接の上司。エクスタリア人

「エルヴィーラ十竜長」
　下着ドロボウ事件の調査を命じられたローマディア人

＜あらすじ＞
　レベッカが自室に戻ると同室のシャルロットがきつい口調で質問してきた。
シャルロット：「これは何？」
　シャルロットの手には白い布、たぶん、下着が握られていた。あらに、自分のベッドの上には自分の物ではない大量の下着が。まるで下着ドロボウだ。
レベッカ：「違うのよ、これは！」
　パニックになったレベッカは通路に飛び出した。そこへ岩波が通りかかり、シャルロットが「捕まえて！」と叫んだので、反射的にレベッカは岩波を捕まえ倉庫に連れ込んだ。
レベッカ：「これは違うのよ。誤解なのよ」
　開始１分でポンコツ姫騎士ポジションが確定したレベッカ。くっ、なんてひどいシナリオだ。

　通路では、レベッカを見失ったシャルロットに、大騎士のコーネリアと魔創士EINが何かあったのかと声をかけていた。シャルロットが事情を話す。
コーネリア：「そんな！　レベッカさんが下着ドロボウだなんて！」
　空気の読めないコーネリアが、レベッカが下着ドロボウという話をバハムートの艦内に広めるのに、それほど時間はかからなかった。


　シナリオは前日作成。というか「PC1のベットで女性ものの下着が発見される」としか書いてませんでした。
　あとはアドリブで、下着ドロボウを殺人事件に見立てて、第二・第三の下着ドロボウ事件が発生し、最後は土曜殺ペンス劇場に出てきそうな断崖絶壁を舞台に、真犯人であるMISTが（下着を頭にかぶったHENTAIスタイルで）登場。
　MISTが犯人ですべて解決です。く、なんてひどいシナリオだ。

エンディング
　かくして下着ドロボウ事件は、真犯人であるMSITが倒されたことで解決した。
　平穏を取り戻したレベッカの元に、一人の人物が現れてこう言った。
？？？：「我々は下着ハンターだ。　次はうまくやれよ？」
次回予告：「バハムート艦内には秘密下着取引カルテルがあるようです」

　こんなシナリオを思いついた元は「ドラゴンアームズはガンパレードマーチ」だと言われ、ガンパレードマーチがなんなのかしらないので調べたら「ソックスハンター」というのを目にしたからでした。
　まあ、みんな楽しめたんだから良いよね？

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