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「ドラゴンアームズ」

「少年は竜の後継者のようです」 [DAバハムートハウリング]

投稿日時:2016/07/03(日) 17:30

 サンプルキャラでサンプルシナリオを遊ぶと全滅するという噂のドラゴンアームズをTRPGBOXで遊びました。

<キャラクター>
「コーネリア・ビショップ」大騎士
 ドラゴンアームズ好きの普通の少年。自宅には、代々エクスタリアの騎士として仕えてきたビショップ家専用のカスタムドラゴンアームズ「ビショップ・フォート」がある。

「柴田家勝」幻操士
 コーネリアの叔父にあたる人物。

「EIN」魔創士
 ARKのミューズ。昔は孤児院にいたらしい。
 


<あらすじ>
 コーネリアは、ドラゴンアームズ好きの普通の少年。故郷の街でこれまた普通に暮らしていた。MISTの出現も、遠い場所の話で、軍にいる兄が頑張って戦ってくれて、この未知の敵もすぐに駆逐されるだろうと思っていた。
 しかし、戦況は人類に不利になっていく。

 そしてついに、コーネリアの住む街にもMIST がやってきた。
 街が戦禍に飲まれる中、自宅に取り残されている母を救いに、コーネリアは親戚の柴田とともに、家に向かう。
 母は無事なものの、自宅の周囲にMIST の一団がやってくる。逃げ場がなくなったその時に、コーネリアに何者かが呼び掛けてきた。

 白亜の巨人。
 

 それは、ビショップ家に代々伝わるドラゴンアームズ『ビショップ・フォート』であった。(通常のアンカー・フォートと異なり、一部カスタマイズされている)
 父に促され、コーネリアはビショップ・フォートに乗り込む。
 初めての戦いで、コーネリアは敵のコマンダー級に大ダメージを与えるが、経験不足から敵の攻撃に対応できずに行動不能に。
 敵の餌食になりかけたコーネリアだが、MIST が他の標的に向かった隙に、MIST の襲撃に救援にかけつけたバハムートに対して、柴田がサンダーヘブンハンマー(THH)の発射を要請。これによってMIST は殲滅され、コーネリアは生き延びる事が出来た。


 さて、結局、サンプルキャラでサンプルシナリオを遊ぶと死ぬという話、実際に遊んでみて感じたのは、サンプルキャラが弱いというより、サンプルシナリオのシーンが少なすぎて、超必殺技ODE を放つのに必要なエーテリック(感情ポイント)が溜めにくいため、ラスボス戦で思うように戦えないというのを感じました。

 サンプルシナリオの各キャラクターのシーンは、わずかに2シーン。

 それに対して、ODE のコストは非常に多く、エーテリックを貯める余地がほとんどありません。

 私は、ルールブックを眺めながら、ラスボス戦に必要な最低のエーテリックだけは貯めるのを意識してたけど、これを知らないで遊んだ人は、シーンでエーテリック貯めることを意識せず、さらりと流してしまって、結果、ラスボス戦闘でODE を使いこなせず撃沈という人が多かったんだと思います。
 一人のキャラクターに対して貯まるエーテリックは5点まで、それに対してODE のコストは、7+Xのように二人分ないと足りないものが、とにかく多い。
 そこで、一人のPCが色んなキャラと会話して行かないとエーテリックが足りない。サンプルシナリオは、困ったことに他キャラと別行動が強制されてるPC がいて、プレイヤー同士の会話でエーテリックを貯められないのも難点かな。
 エーテリックを貯めるために、一人のPCが色んなキャラクターに話しかけることを意識すれば、ものすごく楽しいいいシステムです。
 
 それにしても、このゲームの雑魚は雑魚と言ってはいけない雑魚ですね。人数の都合で、射撃キャラがいなかったので、敵に囲まれるのを承知で突撃しましたが、まさか全力で回避しても達成値が足りないとは。ワンマンアーミーは出来ないシステムになってます。
(エーテリックの貯め方からして、協力することこそが力っていうルールデザイン。私は好きです)

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